sh3_2023_kw
の編集
https://essen.osask.jp/?sh3_2023_kw
[
トップ
] [
編集
|
差分
|
バックアップ
|
添付
|
リロード
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
-- 雛形とするページ --
BracketName
EssenRev4
FormattingRules
FrontPage
Help
InterWiki
InterWikiName
InterWikiSandBox
K
MenuBar
PHP
PukiWiki
PukiWiki/1.4
PukiWiki/1.4/Manual
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/A-D
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/E-G
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/H-K
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/L-N
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/O-R
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/S-U
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/V-Z
RecentDeleted
SDL2_01
SandBox
WikiEngines
WikiName
WikiWikiWeb
YukiWiki
a21
a21_acl01
a21_bbs01
a21_challengers
a21_count
a21_edu01
a21_edu02
a21_edu03
a21_edu04
a21_edu05
a21_edu06
a21_edu07
a21_edu08
a21_edu09
a21_edu10
a21_edu11
a21_hlx000
a21_hlx001
a21_hlx001_1
a21_hlx001_2
a21_hlx001_3
a21_hlx002
a21_hlx002_1
a21_hlx003
a21_hlx003_1
a21_hlx004_1
a21_memo01
a21_opt
a21_opt02
a21_opt03
a21_p01
a21_special
a21_tl9a
a21_todo
a21_txt01
a21_txt01_10
a21_txt01_1a
a21_txt01_2
a21_txt01_2a
a21_txt01_2b
a21_txt01_3
a21_txt01_4
a21_txt01_5
a21_txt01_6
a21_txt01_6a
a21_txt01_7
a21_txt01_8
a21_txt01_8a
a21_txt01_9
a21_txt01_9a
a21_txt02
a21_txt02_10
a21_txt02_10a
a21_txt02_10b
a21_txt02_11
a21_txt02_11a
a21_txt02_12
a21_txt02_12a
a21_txt02_12b
a21_txt02_1a
a21_txt02_1b
a21_txt02_2
a21_txt02_2a
a21_txt02_3
a21_txt02_3a
a21_txt02_4
a21_txt02_4a
a21_txt02_5
a21_txt02_5a
a21_txt02_6
a21_txt02_6a
a21_txt02_6b
a21_txt02_6b_rev0
a21_txt02_6x
a21_txt02_7
a21_txt02_7a
a21_txt02_8
a21_txt02_8a
a21_txt02_9
a21_txt02_9a
a22_acl2_01
a22_acl2_02
a22_edu12
a22_intro01
a22_intro02
a22_intro03
a22_memman01
a22_memman02
a22_memman03
a22_memman04
a22_memman05
a22_memman06
a22_memman07
a22_memo01
a22_mingw_debug
a22_txt03
a22_txt03_1a
a22_txt03_1b
a22_txt03_2
a22_txt03_2a
a22_ufcs01
a23_bbs
a23_ec001
a23_ec002
a23_intro00
a23_intro000
a23_intro01
a23_intro02
a23_intro03
a23_intro04
a23_intro05
a23_intro06
a23_intro07
a23_intro08
a23_intro09
a23_intro10
a23_intro10wk1
a23_intro10wk2
a23_intro10wk3
a23_intro11
a23_intro12
a23_intro13
a23_intro13wk1
a23_intro14
a23_intro15
a23_intro16
a23_intro17
a23_intro17wk1
a23_intro18
a23_intro19
a23_intro90
a23_intro91
a23_neopixel1
a23_os01
a23_useSelfMade
a23_usm001
a23_usm002
a23_usm003
a23_usm004
a23_usm005
a23_usm006
a23_usm007
a23_usm008
a23_usm009
a24_AMap11
a24_AMapSim11
a24_AMemFile
a24_AMemMan
a24_aErrExit
a24_aFnv
a24_aOsFunc
a24_aQSort
a24_aXorShift32
a24_acl1T_doc01
a24_acl1Tiny
a24_acpp0
a24_buntan01
a24_cMin
a24_getTyp
a24_goodvalues
a24_idea001
a24_longdef
a24_memo01
a24_memo02
a24_osc20240310
a24_osc20241026
a24_picoLcd13
a24_picoTrain1
a24_programs
a24_raspberrypi01
a24_raspberrypi02
a24_schedule
a24_spc2tab
a24_tab2spc
a24_useSelfMade
a25_acl3
a25_buntan02
a25_buntan03
a25_buntan04
a25_buntan05
a25_kcas01
a25_kharc01
a25_kharc02
a25_kharc03
a25_kharc04
a25_kharc05
a25_kharc06
a25_kharcs1
a25_kharcs2
a25_kharcs3
a25_kharcs4
a25_kharcs5
a25_kharcs6
a25_kharcs7
a25_kharcs8
a25_kharcs9
aclib00
aclib01
aclib02
aclib03
aclib04
aclib05
aclib06
aclib07
aclib08
aclib09
aclib10
aclib11
aclib12
aclib13
aclib14
aclib15
aclib16
aclib17
aclib18
aclib19
aclib20
aclib21
aclib22
aclib23
aclib24
aclib25
aclib_bbs
arm64_01
avm0001
edu0001
edu0002
edu0003
esb02b_hrb
esb_dbg
esbasic0001
esbasic0002
esbasic0003
esbasic0004
esbasic0005
esbasic0006
esbasic0007
esbasic0008
esbasic0009
esbasic0010
esbasic0011
esbasic0012
esbasic0013
esbasic0014
esbasic0015
esbasic0016
esbasic0017
esbasic02a
esc0001
escm0001
essen_hist
esvm0001
esvm0002
esvm0003
esvm0004
esvm0005
esvm0006
esvm_i0
hh4a
idea0001
idea0002
idea0003
impressions
jck_0000
jck_0001
kawai
kbcl0_0000
kbcl0_0001
kbcl0_0002
kbcl0_0003
kbcl0_0004
kbcl0_0005
kbcl0_0006
kbcl0_0007
kclib1_0000
kclib1_0001
kclib1_0002
kclib1_0003
kclib1_0004
kclib1_0005
kclib1_0006
kclib1_0007
kclib1_0008
kclib1_0009
kclib1_0010
kpap0001
members
memo0001
osask4g
osask4g_r2
p20200311a
p20200610a
p20200610b
p20200624a
p20200711a
p20200716a
p20250813a
p20250813b
p20250813c
p20250815a
p20250903a
p20251006a
page0001
page0002
page0003
page0004
page0005
page0006
page0007
page0008
page0009
page0010
page0011
page0012
page0013
page0014
page0015
page0016
page0017
page0018
page0019
page0020
page0021
page0022
page0023
populars
seccamp
seccamp2019
sechack
sechack2019
seclang01
sh3_2020
sh3_2020_kw
sh3_2020_nk
sh3_2021_kw
sh3_2021_nk
sh3_2022_kw
sh3_2023_kw
sh3_2024_kw
sh3_2025_kw
sh3_kw_hist
termux001
termux002
text0001
text0001a
text0002
text0002a
text0003
text0004
text0005
text0006
text0006a
text0007
text0008
text0010
text0011
text0012
text0013
text0014
text0015
text0016
text0017
text0018
text0019
text0020
text0021
tl1c
tl2c
tl3c
tl3d
* SecHack365 2023年度 川合ゼミの説明 -(by [[K]], 2023.04.18) ** (1) こんな人を募集します! -「SecHack365 2023年度 開発駆動コース 川合ゼミ」では、こんな人を募集します。 --[1]''プログラミング言語''を作りたい人(これが川合ゼミでのおすすめテーマ#1になります)。 --[2]''ライブラリ''を作りたい人(これが川合ゼミでのおすすめテーマ#2になります)。 --[3]そのほか川合が興味を持ちそうな開発をやりたい人(これが川合ゼミでの持ち込みテーマになります)。 -いずれにせよ、私がトレーナとしてもっとも大切にしているのは、みんなが開発を楽しめることです。「SecHack365のせいで開発が嫌いになってしまった」というのを避けたいです。「前から好きだったけど、もっと好きになった。すごく楽しい」これを目指しています。 -だから無理強いすることはないですし、効率よく早く正解を学ばせることよりも楽しみながら試行錯誤して実感を伴って学んでもらうことを重視します。そもそも何が正解か、そんなに簡単に決められるものじゃないですよね。 -どうしてもうまくいかなくてギブアップしたら私に質問してもらって、私は最低限のヒントを与えてあとは自力で突破してもらう、これが私の理想とする方法です。多くの人は、本当にあとちょっとのところまで来ているものなのです。 -[3]を選ぶ場合、私が今までどんなことをしてきたのかを知っておく必要があるでしょう。 --1996年~ V98というエミュレータを開発 --2000年~ OSASKというPC向けの超軽量型の自作OSを開発 --2002年~ naskというx86用のアセンブラを開発 --2003年~ tek5というLZMAをベースにした可逆圧縮形式を開発 --2005年~ 書籍「30日でできる!OS自作入門」を執筆 --2010年~ blikeというC言語用のグラフィックライブラリを開発 --2013年~ OSECPU-VMという仮想マシンを開発(このバイトコードでプログラムを書くと驚異的に小さくなる) --2019年~ kcl03というC言語用の基本ライブラリを開発 --2019年~ kcll00というC言語用のプログラミング言語開発支援ライブラリを開発 --2019年~ ES-BASICというスクリプト言語を開発 (詳しくはこちら→[[esbasic02a]]) --2020年~ aclライブラリを開発 --2021年~ 「10日くらいでできる!プログラミング言語自作入門」を書く(詳しくはこちら→[[a21_txt01]]) --2023年~ easy-CというC言語の改良版を発表 (詳しくはこちら→[[a23_ec001]]) --まとめるとこんな感じです。 ---エミュレータ自作、PC向けのOS自作、言語自作、圧縮、理想のCPU命令を考える、ライブラリや自作言語を作って自身の開発力を底上げ -[1]でも[2]でも[3]でも、「自分の開発物を自分で常用しようと思っている人」が私は大好きです。 --これに関する私の考え方は''[[p20200311a]]''に書いてあります。 --一方で「これを作ることで〇〇を実証するのだ」みたいなのも私はOKなので、自分で常用しなければ絶対だめだというわけではないです(私もそういう目的で開発することが時々あります)。 -何を作るにしても、ただ「なんとなく」作るのではなく、何か目的があって、その手段として言語やライブラリを作るという説明になっているといいと私は思います。 --2022年度の川合ゼミでは、ソフトウェアを設計してから作るのが大好きだという人がいて、その人が設計を記述するための言語を作り、その言語で設計を検証したり可視化したりしていました。この開発者は優秀修了生になりました。 ---→ https://sechack365.nict.go.jp/report/2022/report_presentation.html の中神さん --また同じく2022年度の川合ゼミには、メモリ管理で参照カウントと所有権の考え方を組み合わせることで、GCのある言語に近い使用感で、しかしGCのようなstop-the-worldが発生しないような、そんなメモリ管理が標準的に使える言語の開発もありました。これはメモリ管理の問題を解決するための言語だと言えます。この開発者も優秀修了生になりました。 ---→ https://sechack365.nict.go.jp/report/2022/report_presentation.html の八木橋さん --・・・とはいうものの、「まだ特に目的がないけどどうしてもこういう言語を作ってみたい」ということであれば、それはそれでOKですので、遠慮しないで応募してください。 -応募段階でセキュリティを意識したテーマになっている必要はありません。それは開発がある程度進んでから考えても十分に間に合うと思います。でももちろん、最初からセキュリティを意識したテーマになっているのなら、それはそれで歓迎します。 ** (2) 補足 -[Q-1]''ChatGPT''やそのほかの類似の技術を利用して、応募用紙を書いたりプログラムを書いたりしていいですか? --[A-1]他のコースや他のゼミではダメかもしれませんが、川合ゼミではOKです。ただしChatGPTに文章を書かせて「私は〇〇ができます」と書いたら、本当に〇〇ができなければいけません。つまり書いた内容には責任を持ってください。「ChatGPTが勝手に書いただけだから僕は知りません」というのはダメです。プログラムについても、「ChatGPTに書かせたのでバグがあります、でも直せません」ではダメです。自分が書いたのと同じくらいに責任をとってください。それさえ約束できれば問題ありません。 -[Q-2]プログラミング言語を作ってみたいのだけど、作ったことがないのでできるかどうかわかりません。 --[A-2]''[[a21_txt01]](およびその続き)''を読んでみてください。これを読んで「なるほどこれだったら自分でもできるかも」と思えたら、もうOKです。 --応募までにすべてを読み終わる必要はありません。今どのあたりをやっているか(どこまで理解できているか)をぜひ書いてもらえたら、選考上さらに有利になると思いますので、「ばっちり〇〇までは理解できています!」ってアピールしてください。 -[Q-3]ライブラリを作るのは言語を作ることと比べたらだいぶ難易度が低そうですが、それでもこのゼミでやるんですか? --[A-3]はいそうです。多くの言語はライブラリを使うことで、できることがうんと広がります。「新しいことをできるようにしたいと思ったら言語を作らなければいけない」なんてことはないはずです。ライブラリを作るだけでもできることはたくさんあるはずです。そうであるならば、言語を作らずに済むのならそのほうが賢いと私は思うのです。・・・簡単にできることをわざわざ難しくする必要は全くありません! -[Q-4]もう自分の作りたいものを作り始めているのですが、その続きを作る(改良をする)みたいなのでもいいでしょうか。 --[A-4]それは技術力と熱意の証明だと思うので、大歓迎です! --むしろこれから作ろうと思っている人も、SecHack365での合格通知など待たずにどんどん作ってほしいです。応募前から作ってほしいくらいです。どこまでできたか教えてください。 -[Q-5]川合ゼミでは、わからないことは何でもたくさん教えてもらえると思っていいでしょうか? --[A-5]プログラムの開発の仕方は、何から何まで川合が教えてくれる!という「おんぶにだっこ」な対応は期待しないでください。トレーナーからの指導がなくても、''6割''くらいは自分で調べて作れるスキルがあるのが前提です。 --・・・とはいえそれだけだと言語の作り方がわからなくて、言語自作にチャレンジできない人が増えそうだったので[[a21_txt01]]は用意しました。これを読めばできそうな人が言語開発のテーマを選べます。 --「6割どころか、全部自力でできると思います!」の人も大歓迎です。私はさらにきっかけを与えて完成度を120%や200%にすることを目指します。 -[Q-6] グループでの応募はできないのはわかってますが、開発が進行していくにつれて他の合格者と一緒にやりたいって思うことがあるかもしれないですよね。その場合、その人とグループを組んで開発をすることはできますか?またその場合にその人のテーマに合わせたりすることもあり得ると思うのですが、それもOKですか。 --[A-6] そういう状況になれば、OKできると思います。 -[Q-7]実力を示すためにコンテストでの受賞歴があったほうがいいですか? --[A-7]川合は、コンテストでの受賞などをプラスには見ません(もちろんマイナスにもしませんが)。だから優勝したとか高得点を取ったなどのアピールは重要ではありません(もちろんそれでもアピールしたければしてもいいですが)。 --そうじゃなくて、そこでどんなものをどうやって作ったのかをアピールしてください。・・・結局、コンテストなどの受賞歴は、私からすれば他人の評価でしかないのです。私は私の基準で評価したいので、他人にどう評価されたことがあるかは関係がないのです。 -[Q-8] 代表作なんかないです・・・ --[A-8] ここでいう代表作っていうのは、世間に公開したものがあったらそれを書いてね、という意味では「ない」のでご安心ください。自分がこの言語で作ったものの中で、一番よくできたのは〇〇です、ちなみにかくかくしかじかの内容です、って書いてくれたら十分です!・・・誤解しやすい書き方でごめんなさい。 -[Q-9] 応募時に作りたいと思っていたものと、選考合格後に作りたいものが微妙に変わってしまったのですが大丈夫でしょうか? --[A-9] どうして作りたいものが変わったのか、その話は面白そうなのでぜひ熱く語ってもらいたいですが、その上で、たいていはOKできると思います。・・・一応書いておきますが、合格するためにもともと興味もないような開発テーマを書いてみても、それはほぼ一発で見抜かれて落とされますのでそんなセコイことは考えないでくださいね。 --とまあそういうことですので、作りたいものが変わったらどうしよう、今後約1年間もこのテーマに縛られるとしたら慎重に書かないといけないかな、と身構える必要はありません。 -[Q-10]こちらのゼミでは、年齢情報を選考に利用しますか? --[A-10]はい、します。基本的に若い人には加点します。中学生と大学院生を同じ基準で比較するとかは(私には)ありえないです。ですから「自分はまだスキルが足りないかもしれないから・・・」って応募を先送りしてもいいことはないと思います(先送りすればするほど、年齢が増す分だけ不利になる)。とにかく今の自分は何が作りたくてどのくらいのことができるのか、書いてみてください! --なお事務局に確認したところ、選考時には事務局に回答した年齢情報が提供されないようなので、問2~問5のどこかに自分の年齢を書いてください(高校〇年生です、とかでも可)。書いてくれれば若い人への加点をします。 -[Q-11]実はやってみたいテーマが複数あるのですが、どれを書いたらいいかよくわかりません。こういう時はどうしたらいいですか? --[A-11]そういうときはたぶん自分だけで考えていてもしょうがないので、ひとまず全部書いてしまいましょう。もし複数書いてあれば、その中で一番好ましいものをこちらで選んで、それで評価します。これで選考を通過した場合、最初の打ち合わせの時にはどれを選んだかお伝えできると思います。でもそれを強制するというわけではなく、もう一度希望も聞きますので、一緒に考えましょう!・・・ちなみに、心にもないことを(受かりたいからと)適当に書いてしまうと、それは見抜かれます。ですから小細工はしないで、素直に書くことをおすすめします。 ** (3) 掛け持ちについて -私としては、他のことと掛け持ちしない人が好ましいと思っています。他のイベントにも積極的に参加しています、したいです、っていう人はきっと時間が足りなくなって、成果が中途半端になりやすいと思うのです。まあそれも人生なので仕方ない面はありますが、できればSecHack365に集中できそうな時期を選んで応募してくれたらうれしいです(まあ多少のことなら並行してやってもいいのですが・・・)。 -また大学などの研究テーマ(今やっているやつ)をそのまま持ってこられたりするのは少し困ります。なぜなら、どこからどこまでがSecHack365の成果なのかわかりにくくなるからです。趣味で前からコツコツやっていた、とかはOKです。それなら成果の区切りがあいまいになっても、大きな問題にはならないからです。同じ理由で、今年の未踏でやっているテーマをそのまま持ってきた、というのも困ります。未踏に限らず、他のイベントとの掛け持ちはすべて該当します。 -もしこれらの掛け持ち問題がありそうな人は、応募時に自己申告して、かくかくしかじかの理由でうまく切り分けられるので心配しないでくださいって教えてください。 --まあでも、掛け持ちするくらいなら、そっちをメインで最後まで頑張るほうがいい結果になりそうな気はしますよ!「二兎を追う者は一兎をも得ず」っていうじゃないですかー。 ** (4) ちなみに -ちなみに、学習駆動コースも川合ゼミに似たテーマを扱っていますので、そちらも確認しておくと、後になって「ああ、それだったら学習駆動コースにしておけばよかった!」と後悔しないで済むと思います。 -SecHack365のホームページはこちらです。 → https://sechack365.nict.go.jp/ ** (5) 共通問題への回答について -2020年度から、NICTからの共通問題もでるようです。それらへの回答は簡潔に書いてもらっても大丈夫です(だって二回も同じような説明をするのは大変でしょうから)。その分、コース別の回答は詳しく丁寧に書いてください。 * こめんと欄 #comment
タイムスタンプを変更しない
* SecHack365 2023年度 川合ゼミの説明 -(by [[K]], 2023.04.18) ** (1) こんな人を募集します! -「SecHack365 2023年度 開発駆動コース 川合ゼミ」では、こんな人を募集します。 --[1]''プログラミング言語''を作りたい人(これが川合ゼミでのおすすめテーマ#1になります)。 --[2]''ライブラリ''を作りたい人(これが川合ゼミでのおすすめテーマ#2になります)。 --[3]そのほか川合が興味を持ちそうな開発をやりたい人(これが川合ゼミでの持ち込みテーマになります)。 -いずれにせよ、私がトレーナとしてもっとも大切にしているのは、みんなが開発を楽しめることです。「SecHack365のせいで開発が嫌いになってしまった」というのを避けたいです。「前から好きだったけど、もっと好きになった。すごく楽しい」これを目指しています。 -だから無理強いすることはないですし、効率よく早く正解を学ばせることよりも楽しみながら試行錯誤して実感を伴って学んでもらうことを重視します。そもそも何が正解か、そんなに簡単に決められるものじゃないですよね。 -どうしてもうまくいかなくてギブアップしたら私に質問してもらって、私は最低限のヒントを与えてあとは自力で突破してもらう、これが私の理想とする方法です。多くの人は、本当にあとちょっとのところまで来ているものなのです。 -[3]を選ぶ場合、私が今までどんなことをしてきたのかを知っておく必要があるでしょう。 --1996年~ V98というエミュレータを開発 --2000年~ OSASKというPC向けの超軽量型の自作OSを開発 --2002年~ naskというx86用のアセンブラを開発 --2003年~ tek5というLZMAをベースにした可逆圧縮形式を開発 --2005年~ 書籍「30日でできる!OS自作入門」を執筆 --2010年~ blikeというC言語用のグラフィックライブラリを開発 --2013年~ OSECPU-VMという仮想マシンを開発(このバイトコードでプログラムを書くと驚異的に小さくなる) --2019年~ kcl03というC言語用の基本ライブラリを開発 --2019年~ kcll00というC言語用のプログラミング言語開発支援ライブラリを開発 --2019年~ ES-BASICというスクリプト言語を開発 (詳しくはこちら→[[esbasic02a]]) --2020年~ aclライブラリを開発 --2021年~ 「10日くらいでできる!プログラミング言語自作入門」を書く(詳しくはこちら→[[a21_txt01]]) --2023年~ easy-CというC言語の改良版を発表 (詳しくはこちら→[[a23_ec001]]) --まとめるとこんな感じです。 ---エミュレータ自作、PC向けのOS自作、言語自作、圧縮、理想のCPU命令を考える、ライブラリや自作言語を作って自身の開発力を底上げ -[1]でも[2]でも[3]でも、「自分の開発物を自分で常用しようと思っている人」が私は大好きです。 --これに関する私の考え方は''[[p20200311a]]''に書いてあります。 --一方で「これを作ることで〇〇を実証するのだ」みたいなのも私はOKなので、自分で常用しなければ絶対だめだというわけではないです(私もそういう目的で開発することが時々あります)。 -何を作るにしても、ただ「なんとなく」作るのではなく、何か目的があって、その手段として言語やライブラリを作るという説明になっているといいと私は思います。 --2022年度の川合ゼミでは、ソフトウェアを設計してから作るのが大好きだという人がいて、その人が設計を記述するための言語を作り、その言語で設計を検証したり可視化したりしていました。この開発者は優秀修了生になりました。 ---→ https://sechack365.nict.go.jp/report/2022/report_presentation.html の中神さん --また同じく2022年度の川合ゼミには、メモリ管理で参照カウントと所有権の考え方を組み合わせることで、GCのある言語に近い使用感で、しかしGCのようなstop-the-worldが発生しないような、そんなメモリ管理が標準的に使える言語の開発もありました。これはメモリ管理の問題を解決するための言語だと言えます。この開発者も優秀修了生になりました。 ---→ https://sechack365.nict.go.jp/report/2022/report_presentation.html の八木橋さん --・・・とはいうものの、「まだ特に目的がないけどどうしてもこういう言語を作ってみたい」ということであれば、それはそれでOKですので、遠慮しないで応募してください。 -応募段階でセキュリティを意識したテーマになっている必要はありません。それは開発がある程度進んでから考えても十分に間に合うと思います。でももちろん、最初からセキュリティを意識したテーマになっているのなら、それはそれで歓迎します。 ** (2) 補足 -[Q-1]''ChatGPT''やそのほかの類似の技術を利用して、応募用紙を書いたりプログラムを書いたりしていいですか? --[A-1]他のコースや他のゼミではダメかもしれませんが、川合ゼミではOKです。ただしChatGPTに文章を書かせて「私は〇〇ができます」と書いたら、本当に〇〇ができなければいけません。つまり書いた内容には責任を持ってください。「ChatGPTが勝手に書いただけだから僕は知りません」というのはダメです。プログラムについても、「ChatGPTに書かせたのでバグがあります、でも直せません」ではダメです。自分が書いたのと同じくらいに責任をとってください。それさえ約束できれば問題ありません。 -[Q-2]プログラミング言語を作ってみたいのだけど、作ったことがないのでできるかどうかわかりません。 --[A-2]''[[a21_txt01]](およびその続き)''を読んでみてください。これを読んで「なるほどこれだったら自分でもできるかも」と思えたら、もうOKです。 --応募までにすべてを読み終わる必要はありません。今どのあたりをやっているか(どこまで理解できているか)をぜひ書いてもらえたら、選考上さらに有利になると思いますので、「ばっちり〇〇までは理解できています!」ってアピールしてください。 -[Q-3]ライブラリを作るのは言語を作ることと比べたらだいぶ難易度が低そうですが、それでもこのゼミでやるんですか? --[A-3]はいそうです。多くの言語はライブラリを使うことで、できることがうんと広がります。「新しいことをできるようにしたいと思ったら言語を作らなければいけない」なんてことはないはずです。ライブラリを作るだけでもできることはたくさんあるはずです。そうであるならば、言語を作らずに済むのならそのほうが賢いと私は思うのです。・・・簡単にできることをわざわざ難しくする必要は全くありません! -[Q-4]もう自分の作りたいものを作り始めているのですが、その続きを作る(改良をする)みたいなのでもいいでしょうか。 --[A-4]それは技術力と熱意の証明だと思うので、大歓迎です! --むしろこれから作ろうと思っている人も、SecHack365での合格通知など待たずにどんどん作ってほしいです。応募前から作ってほしいくらいです。どこまでできたか教えてください。 -[Q-5]川合ゼミでは、わからないことは何でもたくさん教えてもらえると思っていいでしょうか? --[A-5]プログラムの開発の仕方は、何から何まで川合が教えてくれる!という「おんぶにだっこ」な対応は期待しないでください。トレーナーからの指導がなくても、''6割''くらいは自分で調べて作れるスキルがあるのが前提です。 --・・・とはいえそれだけだと言語の作り方がわからなくて、言語自作にチャレンジできない人が増えそうだったので[[a21_txt01]]は用意しました。これを読めばできそうな人が言語開発のテーマを選べます。 --「6割どころか、全部自力でできると思います!」の人も大歓迎です。私はさらにきっかけを与えて完成度を120%や200%にすることを目指します。 -[Q-6] グループでの応募はできないのはわかってますが、開発が進行していくにつれて他の合格者と一緒にやりたいって思うことがあるかもしれないですよね。その場合、その人とグループを組んで開発をすることはできますか?またその場合にその人のテーマに合わせたりすることもあり得ると思うのですが、それもOKですか。 --[A-6] そういう状況になれば、OKできると思います。 -[Q-7]実力を示すためにコンテストでの受賞歴があったほうがいいですか? --[A-7]川合は、コンテストでの受賞などをプラスには見ません(もちろんマイナスにもしませんが)。だから優勝したとか高得点を取ったなどのアピールは重要ではありません(もちろんそれでもアピールしたければしてもいいですが)。 --そうじゃなくて、そこでどんなものをどうやって作ったのかをアピールしてください。・・・結局、コンテストなどの受賞歴は、私からすれば他人の評価でしかないのです。私は私の基準で評価したいので、他人にどう評価されたことがあるかは関係がないのです。 -[Q-8] 代表作なんかないです・・・ --[A-8] ここでいう代表作っていうのは、世間に公開したものがあったらそれを書いてね、という意味では「ない」のでご安心ください。自分がこの言語で作ったものの中で、一番よくできたのは〇〇です、ちなみにかくかくしかじかの内容です、って書いてくれたら十分です!・・・誤解しやすい書き方でごめんなさい。 -[Q-9] 応募時に作りたいと思っていたものと、選考合格後に作りたいものが微妙に変わってしまったのですが大丈夫でしょうか? --[A-9] どうして作りたいものが変わったのか、その話は面白そうなのでぜひ熱く語ってもらいたいですが、その上で、たいていはOKできると思います。・・・一応書いておきますが、合格するためにもともと興味もないような開発テーマを書いてみても、それはほぼ一発で見抜かれて落とされますのでそんなセコイことは考えないでくださいね。 --とまあそういうことですので、作りたいものが変わったらどうしよう、今後約1年間もこのテーマに縛られるとしたら慎重に書かないといけないかな、と身構える必要はありません。 -[Q-10]こちらのゼミでは、年齢情報を選考に利用しますか? --[A-10]はい、します。基本的に若い人には加点します。中学生と大学院生を同じ基準で比較するとかは(私には)ありえないです。ですから「自分はまだスキルが足りないかもしれないから・・・」って応募を先送りしてもいいことはないと思います(先送りすればするほど、年齢が増す分だけ不利になる)。とにかく今の自分は何が作りたくてどのくらいのことができるのか、書いてみてください! --なお事務局に確認したところ、選考時には事務局に回答した年齢情報が提供されないようなので、問2~問5のどこかに自分の年齢を書いてください(高校〇年生です、とかでも可)。書いてくれれば若い人への加点をします。 -[Q-11]実はやってみたいテーマが複数あるのですが、どれを書いたらいいかよくわかりません。こういう時はどうしたらいいですか? --[A-11]そういうときはたぶん自分だけで考えていてもしょうがないので、ひとまず全部書いてしまいましょう。もし複数書いてあれば、その中で一番好ましいものをこちらで選んで、それで評価します。これで選考を通過した場合、最初の打ち合わせの時にはどれを選んだかお伝えできると思います。でもそれを強制するというわけではなく、もう一度希望も聞きますので、一緒に考えましょう!・・・ちなみに、心にもないことを(受かりたいからと)適当に書いてしまうと、それは見抜かれます。ですから小細工はしないで、素直に書くことをおすすめします。 ** (3) 掛け持ちについて -私としては、他のことと掛け持ちしない人が好ましいと思っています。他のイベントにも積極的に参加しています、したいです、っていう人はきっと時間が足りなくなって、成果が中途半端になりやすいと思うのです。まあそれも人生なので仕方ない面はありますが、できればSecHack365に集中できそうな時期を選んで応募してくれたらうれしいです(まあ多少のことなら並行してやってもいいのですが・・・)。 -また大学などの研究テーマ(今やっているやつ)をそのまま持ってこられたりするのは少し困ります。なぜなら、どこからどこまでがSecHack365の成果なのかわかりにくくなるからです。趣味で前からコツコツやっていた、とかはOKです。それなら成果の区切りがあいまいになっても、大きな問題にはならないからです。同じ理由で、今年の未踏でやっているテーマをそのまま持ってきた、というのも困ります。未踏に限らず、他のイベントとの掛け持ちはすべて該当します。 -もしこれらの掛け持ち問題がありそうな人は、応募時に自己申告して、かくかくしかじかの理由でうまく切り分けられるので心配しないでくださいって教えてください。 --まあでも、掛け持ちするくらいなら、そっちをメインで最後まで頑張るほうがいい結果になりそうな気はしますよ!「二兎を追う者は一兎をも得ず」っていうじゃないですかー。 ** (4) ちなみに -ちなみに、学習駆動コースも川合ゼミに似たテーマを扱っていますので、そちらも確認しておくと、後になって「ああ、それだったら学習駆動コースにしておけばよかった!」と後悔しないで済むと思います。 -SecHack365のホームページはこちらです。 → https://sechack365.nict.go.jp/ ** (5) 共通問題への回答について -2020年度から、NICTからの共通問題もでるようです。それらへの回答は簡潔に書いてもらっても大丈夫です(だって二回も同じような説明をするのは大変でしょうから)。その分、コース別の回答は詳しく丁寧に書いてください。 * こめんと欄 #comment
テキスト整形のルールを表示する