p20200624a
の編集
https://essen.osask.jp/?p20200624a
[
トップ
] [
編集
|
差分
|
バックアップ
|
添付
|
リロード
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
-- 雛形とするページ --
BracketName
EssenRev4
FormattingRules
FrontPage
Help
InterWiki
InterWikiName
InterWikiSandBox
K
MenuBar
PHP
PukiWiki
PukiWiki/1.4
PukiWiki/1.4/Manual
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/A-D
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/E-G
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/H-K
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/L-N
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/O-R
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/S-U
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/V-Z
RecentDeleted
SDL2_01
SandBox
WikiEngines
WikiName
WikiWikiWeb
YukiWiki
a21
a21_acl01
a21_bbs01
a21_challengers
a21_count
a21_edu01
a21_edu02
a21_edu03
a21_edu04
a21_edu05
a21_edu06
a21_edu07
a21_edu08
a21_edu09
a21_edu10
a21_edu11
a21_hlx000
a21_hlx001
a21_hlx001_1
a21_hlx001_2
a21_hlx001_3
a21_hlx002
a21_hlx002_1
a21_hlx003
a21_hlx003_1
a21_hlx004_1
a21_memo01
a21_opt
a21_opt02
a21_opt03
a21_p01
a21_special
a21_tl9a
a21_todo
a21_txt01
a21_txt01_10
a21_txt01_1a
a21_txt01_2
a21_txt01_2a
a21_txt01_2b
a21_txt01_3
a21_txt01_4
a21_txt01_5
a21_txt01_6
a21_txt01_6a
a21_txt01_7
a21_txt01_8
a21_txt01_8a
a21_txt01_9
a21_txt01_9a
a21_txt02
a21_txt02_10
a21_txt02_10a
a21_txt02_10b
a21_txt02_11
a21_txt02_11a
a21_txt02_12
a21_txt02_12a
a21_txt02_12b
a21_txt02_1a
a21_txt02_1b
a21_txt02_2
a21_txt02_2a
a21_txt02_3
a21_txt02_3a
a21_txt02_4
a21_txt02_4a
a21_txt02_5
a21_txt02_5a
a21_txt02_6
a21_txt02_6a
a21_txt02_6b
a21_txt02_6b_rev0
a21_txt02_6x
a21_txt02_7
a21_txt02_7a
a21_txt02_8
a21_txt02_8a
a21_txt02_9
a21_txt02_9a
a22_acl2_01
a22_acl2_02
a22_edu12
a22_intro01
a22_intro02
a22_intro03
a22_memman01
a22_memman02
a22_memman03
a22_memman04
a22_memman05
a22_memman06
a22_memman07
a22_memo01
a22_mingw_debug
a22_txt03
a22_txt03_1a
a22_txt03_1b
a22_txt03_2
a22_txt03_2a
a22_ufcs01
a23_bbs
a23_ec001
a23_ec002
a23_intro00
a23_intro000
a23_intro01
a23_intro02
a23_intro03
a23_intro04
a23_intro05
a23_intro06
a23_intro07
a23_intro08
a23_intro09
a23_intro10
a23_intro10wk1
a23_intro10wk2
a23_intro10wk3
a23_intro11
a23_intro12
a23_intro13
a23_intro13wk1
a23_intro14
a23_intro15
a23_intro16
a23_intro17
a23_intro17wk1
a23_intro18
a23_intro19
a23_intro90
a23_intro91
a23_neopixel1
a23_os01
a23_useSelfMade
a23_usm001
a23_usm002
a23_usm003
a23_usm004
a23_usm005
a23_usm006
a23_usm007
a23_usm008
a23_usm009
a24_AMap11
a24_AMapSim11
a24_AMemFile
a24_AMemMan
a24_aErrExit
a24_aFnv
a24_aOsFunc
a24_aQSort
a24_aXorShift32
a24_acl1T_doc01
a24_acl1Tiny
a24_acpp0
a24_buntan01
a24_cMin
a24_getTyp
a24_goodvalues
a24_idea001
a24_longdef
a24_memo01
a24_memo02
a24_osc20240310
a24_osc20241026
a24_picoLcd13
a24_picoTrain1
a24_programs
a24_raspberrypi01
a24_raspberrypi02
a24_schedule
a24_spc2tab
a24_tab2spc
a24_useSelfMade
a25_acl3
a25_buntan02
a25_buntan03
a25_buntan04
a25_buntan05
a25_kcas01
a25_kharc01
a25_kharc02
a25_kharc03
a25_kharc04
a25_kharc05
a25_kharc06
a25_kharcs1
a25_kharcs2
a25_kharcs3
a25_kharcs4
a25_kharcs5
a25_kharcs6
a25_kharcs7
a25_kharcs8
a25_kharcs9
aclib00
aclib01
aclib02
aclib03
aclib04
aclib05
aclib06
aclib07
aclib08
aclib09
aclib10
aclib11
aclib12
aclib13
aclib14
aclib15
aclib16
aclib17
aclib18
aclib19
aclib20
aclib21
aclib22
aclib23
aclib24
aclib25
aclib_bbs
arm64_01
avm0001
edu0001
edu0002
edu0003
esb02b_hrb
esb_dbg
esbasic0001
esbasic0002
esbasic0003
esbasic0004
esbasic0005
esbasic0006
esbasic0007
esbasic0008
esbasic0009
esbasic0010
esbasic0011
esbasic0012
esbasic0013
esbasic0014
esbasic0015
esbasic0016
esbasic0017
esbasic02a
esc0001
escm0001
essen_hist
esvm0001
esvm0002
esvm0003
esvm0004
esvm0005
esvm0006
esvm_i0
hh4a
idea0001
idea0002
idea0003
impressions
jck_0000
jck_0001
kawai
kbcl0_0000
kbcl0_0001
kbcl0_0002
kbcl0_0003
kbcl0_0004
kbcl0_0005
kbcl0_0006
kbcl0_0007
kclib1_0000
kclib1_0001
kclib1_0002
kclib1_0003
kclib1_0004
kclib1_0005
kclib1_0006
kclib1_0007
kclib1_0008
kclib1_0009
kclib1_0010
kpap0001
members
memo0001
osask4g
osask4g_r2
p20200311a
p20200610a
p20200610b
p20200624a
p20200711a
p20200716a
p20250813a
p20250813b
p20250813c
p20250815a
p20250903a
p20251006a
page0001
page0002
page0003
page0004
page0005
page0006
page0007
page0008
page0009
page0010
page0011
page0012
page0013
page0014
page0015
page0016
page0017
page0018
page0019
page0020
page0021
page0022
page0023
populars
seccamp
seccamp2019
sechack
sechack2019
seclang01
sh3_2020
sh3_2020_kw
sh3_2020_nk
sh3_2021_kw
sh3_2021_nk
sh3_2022_kw
sh3_2023_kw
sh3_2024_kw
sh3_2025_kw
sh3_kw_hist
termux001
termux002
text0001
text0001a
text0002
text0002a
text0003
text0004
text0005
text0006
text0006a
text0007
text0008
text0010
text0011
text0012
text0013
text0014
text0015
text0016
text0017
text0018
text0019
text0020
text0021
tl1c
tl2c
tl3c
tl3d
* 川合秀実がSecHack365トレーナーとして、みんなに伝えたいと思っていること -(by [[K]], 2020.06.24) ** (0) -自己紹介みたいなものです。 -ここに書くと2020年度の参加者以外にも見えてしまうわけですが、別に隠さなければいけないことはないと思ったので、ここに書いておきます。 ** (1) -基本的に、''質問してくれたら答えます''。だからわからないことがあれば聞いてください。 -もし私にこたえられない質問であれば、答えがわかりそうな人につなぎます。 -これはpull型の情報提供です。 ** (2) -それに対して、私からあえて伝えたいことが少しだけあります。これはpush型の情報提供です。 -[1] 私には''長年の夢があります''。それは移植作業の不要な世界を作り上げることです。 --移植って不毛なんです。バグのもとです。手間もかかります。・・・移植が大変だからこそ、世間では移植性の高いコードを書けとか言います。 --また、いろいろなソフトウェアが移植されなかったために優秀なハードウェアがソフトウェア不足で衰退してしまったこともあります。 --そういうのをずっと問題だと私は思っていて、それを自力で何とかしたいのです。 --え?Javaや.NETやLLVMやJavaScriptがあるじゃないかって?・・・いやいや、それらはどれもすごく大規模で、私はそうじゃないものが欲しくてたまらないのです。・・・でも誰も作ってくれないので、私が自分の満足いくものを作ります。 --私はこの夢を20歳くらいのときから追いかけています(断続的に)。・・・長いですね。そして20歳と言ったら、今のみなさんと同じくらいですよね。つまりそれくらいのときに見つけたテーマを今になってもずっと追いかけているわけです。 --そしてこの夢はついに達成できそうな気がしています!(年内に) -[2] 私は''自分の作ったものを他人に使ってほしいとは思っていません''。 --いやその、私だってかつては自分の作ったものが誰かの役に立ったらいいなとは思っていました。だからその気持ちもわかります。 --でも、いろんな人に使ってもらおうとすると、あれこれと文句を言われることに耐えなければなりません。こういう機能を付けてくれ的な要望(注文)にもこたえなければいけません。それが、すっごくめんどくさいのです。 --私はそんな勝手な人たちのために時間を使いたいわけではないのです。人生は限られているのです。そんな暇があったら次の開発に取り掛かりたいのです。 --それにですよ、本当に圧倒的に魅力的なものを作ることができれば、広報しなくても、要望に応えなくても、みんな勝手に喜んで使うと思うのです。というか、使った人が明らかに「得」するようなレベルになれば、使っている人は使っていない人よりも有利になるはずなんです。そうならないってことは、まだまだだということです。だからこそ他人に使ってもらうための努力をするくらいなら、もっともっといいものを作るために開発をするべきなんです。 --みんなが使わないのなら別にそれでいいじゃないですか。私が一番に使って圧倒的に有利になってしまえばいいんです。だから私は自分の作品を自分で使いますし、デモするときは自慢のつもりでやっています。「あ、キミも使ってみたくなった?そっかあしょうがないな、じゃあこのURLからダウンロードできるから使ってみればいいよ、じゃあねー」というノリです。それが私の理想です。 -[3] 私は''非同期型のコミュニケーションが好きです''。 --私はオープンソース開発が好きなのですが、オープンソースでみんなで緩く開発するとき、コミュニケーションの中心は「メールする」とか「掲示板に意見を書く」とか、そんなものになります。何か知りたいことがあれば質問を書き込む。誰かが質問してきたら答える。それだけです。単純明快です。そしてそれで十分でした。それで疑問は解消されて、開発がどんどん進みます。それ以上に必要なことなんてあるでしょうか、もちろんありません。だから私たちは自己紹介もしません(たまにしてくれる人もいますが、私は少ししか覚えていません・・・ごめんなさい!)。 --それでも、そうやって質問したり、質問に答えたりしているうちに、なんとなく相手がどんな人なのかわかってきます。いや、年齢も性別も顔も趣味も家族も住んでいる場所もわかりませんが、でも口癖や考え方や信念などはじわじわと伝わってきます。 --みんな遠慮なく質問できます、なぜなら答えるほうは時間ができたときに答えてくれるからです。非同期なので、相手の作業を邪魔してはいないだろうかとか、眠い時に起こしてしまっただろうかとか、そんな心配をする必要はありません。申し訳ない気持ちにならないわけです。・・・これはすごく素敵な文化だと思うのですが、なぜかコロナ以降は、みんなzoomが大好きなんですよね。どうして時間を合わせてオンライン上で集まらないといけないのかな。そんなことしなくてもなんだってできたのに。みんな自分の好きな時間に活動できたのに。非同期なら、まとまった時間が確保できなくても、隙間時間しかないようなときでも、その隙間時間を有効活用できるのに。 --まあ世間の多くの人は、私たちオープンソース開発者のように日頃から訓練されていないんですよね。だから今まで通りのコミュニケーションのほうが得意で、オンライン上でオフラインをエミュレーションしないと調子が出ないんですよね。そっちの方が多数派なのでしょうがないのかな。仕方ない。 --とまあそんなわけで、私は非同期型のコミュニケーションが好きです。今だって、読んでくれる人がいるのかいないのかわからなくても、こんなにダラダラと書き続けられるわけです(笑)。・・・でも、私はみなさんが同期型のコミュニケーションのほうが得意だということもわかっているので、zoomで話しかけてもらってもいいです。ただまあ、zoomでもtypetalkでもどっちでもいいかな、って思ったときは、できればtypetalkのほうが嬉しいです、と、まあその程度の話です。 -さて、これでなんとなく私がどんな人かわかったでしょうか?? ** (3) -なんか偉そうにいろいろ書いたわけですが、「じゃあお前はどれだけすごいものを作れるんだよ?」ってなりますよね。だからそれを書きます。 -[1] 私は昨年度、ES-BASICというプログラミング言語を作りました。 --スクリプト言語ですが、JITコンパイラが入っているので実行速度はかなり高速です。また普通にコンパイラとしても機能して、Windowsの.exeファイルを出力できます。さらにアセンブラも内蔵していて、プログラム内にBASICの命令とアセンブラ命令を混在できます。さらにセキュリティを意識してデバッグ支援機能もいろいろ入っています。デバッガなんか使わなくても結構いろいろできます。 --そういう、たった一つでいろいろできちゃうesbasic.exeを、44.0KBで書きました。440KBではなく、44.0KBです。他の言語と比較したら、その小ささは圧倒的です。 --参考: http://essen.osask.jp/?esbasic02a -[2] 私は「30日でできる!OS自作入門」の著者でもあります。 --この本の中では、「はりぼてOS」というOSを、30日かけて作ります。そのままでは機能が少し足りないので、さらにいくつかの機能を追加して改造すると、OSの大きさは30.1KBになります。WindowsやLinuxとかと比べると極端に小さいです。しかしこれでも、マルチウィンドウですしマルチタスク対応です。 --こんな教育教材用のOSじゃ、大したことはできないと思うかもしれません。しかし、この「はりぼてOS」上で、先のES-BAISCを動かすこともできます(もちろん、Windows版のES-BASICがそのまま動くわけではなく、「はりぼてOS」用に移植したES-BAISCが動くというだけです。たった30.1KBのOSが、いろいろできちゃう便利な言語を十分に動かせてしまうわけです。 --しかもそれだけではなく、「はりぼてOS」版のES-BASICであるesb02b.hrbは、esbasic.exeよりも小さい37.6KBなんです。・・・これはどういうことかというと、Windowsよりも「はりぼてOS」のほうがうまく設計されているために、同じアプリを作り比べたときに小さくなってしまったというわけなのです。30.1KBしかないOSなのに!! --いやもう、そもそもesbasic.exeを44.0KBで書いたことだけでも圧倒的なことで、もちろん手抜きななんて一つもないのですが、でも「はりぼてOS」用に書き直したら、それだけでさらに小さくなってしまったわけです。だから「はりぼてOS」はバカにできません。 --参考: http://essen.osask.jp/?esb02b_hrb -とまあ、私の実力はこんな感じです。 |esbasic.exe|RIGHT:44.0KB|高速スクリプト言語(JIT)+コンパイラ+アセンブラ+デバッグ支援機能 (Windows版)| |「はりぼてOS」|RIGHT:30.1KB|マルチウィンドウ・マルチタスクなOS| |esb02b.hrb|RIGHT:37.6KB|esbasic.exeを「はりぼてOS」用に移植したもの(14.5%も小さくなったことはOSの差だと思われる)| * こめんと欄 #comment
タイムスタンプを変更しない
* 川合秀実がSecHack365トレーナーとして、みんなに伝えたいと思っていること -(by [[K]], 2020.06.24) ** (0) -自己紹介みたいなものです。 -ここに書くと2020年度の参加者以外にも見えてしまうわけですが、別に隠さなければいけないことはないと思ったので、ここに書いておきます。 ** (1) -基本的に、''質問してくれたら答えます''。だからわからないことがあれば聞いてください。 -もし私にこたえられない質問であれば、答えがわかりそうな人につなぎます。 -これはpull型の情報提供です。 ** (2) -それに対して、私からあえて伝えたいことが少しだけあります。これはpush型の情報提供です。 -[1] 私には''長年の夢があります''。それは移植作業の不要な世界を作り上げることです。 --移植って不毛なんです。バグのもとです。手間もかかります。・・・移植が大変だからこそ、世間では移植性の高いコードを書けとか言います。 --また、いろいろなソフトウェアが移植されなかったために優秀なハードウェアがソフトウェア不足で衰退してしまったこともあります。 --そういうのをずっと問題だと私は思っていて、それを自力で何とかしたいのです。 --え?Javaや.NETやLLVMやJavaScriptがあるじゃないかって?・・・いやいや、それらはどれもすごく大規模で、私はそうじゃないものが欲しくてたまらないのです。・・・でも誰も作ってくれないので、私が自分の満足いくものを作ります。 --私はこの夢を20歳くらいのときから追いかけています(断続的に)。・・・長いですね。そして20歳と言ったら、今のみなさんと同じくらいですよね。つまりそれくらいのときに見つけたテーマを今になってもずっと追いかけているわけです。 --そしてこの夢はついに達成できそうな気がしています!(年内に) -[2] 私は''自分の作ったものを他人に使ってほしいとは思っていません''。 --いやその、私だってかつては自分の作ったものが誰かの役に立ったらいいなとは思っていました。だからその気持ちもわかります。 --でも、いろんな人に使ってもらおうとすると、あれこれと文句を言われることに耐えなければなりません。こういう機能を付けてくれ的な要望(注文)にもこたえなければいけません。それが、すっごくめんどくさいのです。 --私はそんな勝手な人たちのために時間を使いたいわけではないのです。人生は限られているのです。そんな暇があったら次の開発に取り掛かりたいのです。 --それにですよ、本当に圧倒的に魅力的なものを作ることができれば、広報しなくても、要望に応えなくても、みんな勝手に喜んで使うと思うのです。というか、使った人が明らかに「得」するようなレベルになれば、使っている人は使っていない人よりも有利になるはずなんです。そうならないってことは、まだまだだということです。だからこそ他人に使ってもらうための努力をするくらいなら、もっともっといいものを作るために開発をするべきなんです。 --みんなが使わないのなら別にそれでいいじゃないですか。私が一番に使って圧倒的に有利になってしまえばいいんです。だから私は自分の作品を自分で使いますし、デモするときは自慢のつもりでやっています。「あ、キミも使ってみたくなった?そっかあしょうがないな、じゃあこのURLからダウンロードできるから使ってみればいいよ、じゃあねー」というノリです。それが私の理想です。 -[3] 私は''非同期型のコミュニケーションが好きです''。 --私はオープンソース開発が好きなのですが、オープンソースでみんなで緩く開発するとき、コミュニケーションの中心は「メールする」とか「掲示板に意見を書く」とか、そんなものになります。何か知りたいことがあれば質問を書き込む。誰かが質問してきたら答える。それだけです。単純明快です。そしてそれで十分でした。それで疑問は解消されて、開発がどんどん進みます。それ以上に必要なことなんてあるでしょうか、もちろんありません。だから私たちは自己紹介もしません(たまにしてくれる人もいますが、私は少ししか覚えていません・・・ごめんなさい!)。 --それでも、そうやって質問したり、質問に答えたりしているうちに、なんとなく相手がどんな人なのかわかってきます。いや、年齢も性別も顔も趣味も家族も住んでいる場所もわかりませんが、でも口癖や考え方や信念などはじわじわと伝わってきます。 --みんな遠慮なく質問できます、なぜなら答えるほうは時間ができたときに答えてくれるからです。非同期なので、相手の作業を邪魔してはいないだろうかとか、眠い時に起こしてしまっただろうかとか、そんな心配をする必要はありません。申し訳ない気持ちにならないわけです。・・・これはすごく素敵な文化だと思うのですが、なぜかコロナ以降は、みんなzoomが大好きなんですよね。どうして時間を合わせてオンライン上で集まらないといけないのかな。そんなことしなくてもなんだってできたのに。みんな自分の好きな時間に活動できたのに。非同期なら、まとまった時間が確保できなくても、隙間時間しかないようなときでも、その隙間時間を有効活用できるのに。 --まあ世間の多くの人は、私たちオープンソース開発者のように日頃から訓練されていないんですよね。だから今まで通りのコミュニケーションのほうが得意で、オンライン上でオフラインをエミュレーションしないと調子が出ないんですよね。そっちの方が多数派なのでしょうがないのかな。仕方ない。 --とまあそんなわけで、私は非同期型のコミュニケーションが好きです。今だって、読んでくれる人がいるのかいないのかわからなくても、こんなにダラダラと書き続けられるわけです(笑)。・・・でも、私はみなさんが同期型のコミュニケーションのほうが得意だということもわかっているので、zoomで話しかけてもらってもいいです。ただまあ、zoomでもtypetalkでもどっちでもいいかな、って思ったときは、できればtypetalkのほうが嬉しいです、と、まあその程度の話です。 -さて、これでなんとなく私がどんな人かわかったでしょうか?? ** (3) -なんか偉そうにいろいろ書いたわけですが、「じゃあお前はどれだけすごいものを作れるんだよ?」ってなりますよね。だからそれを書きます。 -[1] 私は昨年度、ES-BASICというプログラミング言語を作りました。 --スクリプト言語ですが、JITコンパイラが入っているので実行速度はかなり高速です。また普通にコンパイラとしても機能して、Windowsの.exeファイルを出力できます。さらにアセンブラも内蔵していて、プログラム内にBASICの命令とアセンブラ命令を混在できます。さらにセキュリティを意識してデバッグ支援機能もいろいろ入っています。デバッガなんか使わなくても結構いろいろできます。 --そういう、たった一つでいろいろできちゃうesbasic.exeを、44.0KBで書きました。440KBではなく、44.0KBです。他の言語と比較したら、その小ささは圧倒的です。 --参考: http://essen.osask.jp/?esbasic02a -[2] 私は「30日でできる!OS自作入門」の著者でもあります。 --この本の中では、「はりぼてOS」というOSを、30日かけて作ります。そのままでは機能が少し足りないので、さらにいくつかの機能を追加して改造すると、OSの大きさは30.1KBになります。WindowsやLinuxとかと比べると極端に小さいです。しかしこれでも、マルチウィンドウですしマルチタスク対応です。 --こんな教育教材用のOSじゃ、大したことはできないと思うかもしれません。しかし、この「はりぼてOS」上で、先のES-BAISCを動かすこともできます(もちろん、Windows版のES-BASICがそのまま動くわけではなく、「はりぼてOS」用に移植したES-BAISCが動くというだけです。たった30.1KBのOSが、いろいろできちゃう便利な言語を十分に動かせてしまうわけです。 --しかもそれだけではなく、「はりぼてOS」版のES-BASICであるesb02b.hrbは、esbasic.exeよりも小さい37.6KBなんです。・・・これはどういうことかというと、Windowsよりも「はりぼてOS」のほうがうまく設計されているために、同じアプリを作り比べたときに小さくなってしまったというわけなのです。30.1KBしかないOSなのに!! --いやもう、そもそもesbasic.exeを44.0KBで書いたことだけでも圧倒的なことで、もちろん手抜きななんて一つもないのですが、でも「はりぼてOS」用に書き直したら、それだけでさらに小さくなってしまったわけです。だから「はりぼてOS」はバカにできません。 --参考: http://essen.osask.jp/?esb02b_hrb -とまあ、私の実力はこんな感じです。 |esbasic.exe|RIGHT:44.0KB|高速スクリプト言語(JIT)+コンパイラ+アセンブラ+デバッグ支援機能 (Windows版)| |「はりぼてOS」|RIGHT:30.1KB|マルチウィンドウ・マルチタスクなOS| |esb02b.hrb|RIGHT:37.6KB|esbasic.exeを「はりぼてOS」用に移植したもの(14.5%も小さくなったことはOSの差だと思われる)| * こめんと欄 #comment
テキスト整形のルールを表示する