a23_usm004
の編集
https://essen.osask.jp/?a23_usm004
[
トップ
] [
編集
|
差分
|
バックアップ
|
添付
|
リロード
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
-- 雛形とするページ --
BracketName
EssenRev4
FormattingRules
FrontPage
Help
InterWiki
InterWikiName
InterWikiSandBox
K
MenuBar
PHP
PukiWiki
PukiWiki/1.4
PukiWiki/1.4/Manual
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/A-D
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/E-G
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/H-K
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/L-N
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/O-R
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/S-U
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/V-Z
RecentDeleted
SDL2_01
SandBox
WikiEngines
WikiName
WikiWikiWeb
YukiWiki
a21
a21_acl01
a21_bbs01
a21_challengers
a21_count
a21_edu01
a21_edu02
a21_edu03
a21_edu04
a21_edu05
a21_edu06
a21_edu07
a21_edu08
a21_edu09
a21_edu10
a21_edu11
a21_hlx000
a21_hlx001
a21_hlx001_1
a21_hlx001_2
a21_hlx001_3
a21_hlx002
a21_hlx002_1
a21_hlx003
a21_hlx003_1
a21_hlx004_1
a21_memo01
a21_opt
a21_opt02
a21_opt03
a21_p01
a21_special
a21_tl9a
a21_todo
a21_txt01
a21_txt01_10
a21_txt01_1a
a21_txt01_2
a21_txt01_2a
a21_txt01_2b
a21_txt01_3
a21_txt01_4
a21_txt01_5
a21_txt01_6
a21_txt01_6a
a21_txt01_7
a21_txt01_8
a21_txt01_8a
a21_txt01_9
a21_txt01_9a
a21_txt02
a21_txt02_10
a21_txt02_10a
a21_txt02_10b
a21_txt02_11
a21_txt02_11a
a21_txt02_12
a21_txt02_12a
a21_txt02_12b
a21_txt02_1a
a21_txt02_1b
a21_txt02_2
a21_txt02_2a
a21_txt02_3
a21_txt02_3a
a21_txt02_4
a21_txt02_4a
a21_txt02_5
a21_txt02_5a
a21_txt02_6
a21_txt02_6a
a21_txt02_6b
a21_txt02_6b_rev0
a21_txt02_6x
a21_txt02_7
a21_txt02_7a
a21_txt02_8
a21_txt02_8a
a21_txt02_9
a21_txt02_9a
a22_acl2_01
a22_acl2_02
a22_edu12
a22_intro01
a22_intro02
a22_intro03
a22_memman01
a22_memman02
a22_memman03
a22_memman04
a22_memman05
a22_memman06
a22_memman07
a22_memo01
a22_mingw_debug
a22_txt03
a22_txt03_1a
a22_txt03_1b
a22_txt03_2
a22_txt03_2a
a22_ufcs01
a23_bbs
a23_ec001
a23_ec002
a23_intro00
a23_intro000
a23_intro01
a23_intro02
a23_intro03
a23_intro04
a23_intro05
a23_intro06
a23_intro07
a23_intro08
a23_intro09
a23_intro10
a23_intro10wk1
a23_intro10wk2
a23_intro10wk3
a23_intro11
a23_intro12
a23_intro13
a23_intro13wk1
a23_intro14
a23_intro15
a23_intro16
a23_intro17
a23_intro17wk1
a23_intro18
a23_intro19
a23_intro90
a23_intro91
a23_neopixel1
a23_os01
a23_useSelfMade
a23_usm001
a23_usm002
a23_usm003
a23_usm004
a23_usm005
a23_usm006
a23_usm007
a23_usm008
a23_usm009
a24_AMap11
a24_AMapSim11
a24_AMemFile
a24_AMemMan
a24_aErrExit
a24_aFnv
a24_aOsFunc
a24_aQSort
a24_aXorShift32
a24_acl1T_doc01
a24_acl1Tiny
a24_acpp0
a24_buntan01
a24_cMin
a24_getTyp
a24_goodvalues
a24_idea001
a24_longdef
a24_memo01
a24_memo02
a24_osc20240310
a24_osc20241026
a24_picoLcd13
a24_picoTrain1
a24_programs
a24_raspberrypi01
a24_raspberrypi02
a24_schedule
a24_spc2tab
a24_tab2spc
a24_useSelfMade
a25_acl3
a25_buntan02
a25_buntan03
a25_buntan04
a25_buntan05
a25_kcas01
a25_kharc01
a25_kharc02
a25_kharc03
a25_kharc04
a25_kharc05
a25_kharc06
a25_kharcs1
a25_kharcs2
a25_kharcs3
a25_kharcs4
a25_kharcs5
a25_kharcs6
a25_kharcs7
a25_kharcs8
a25_kharcs9
aclib00
aclib01
aclib02
aclib03
aclib04
aclib05
aclib06
aclib07
aclib08
aclib09
aclib10
aclib11
aclib12
aclib13
aclib14
aclib15
aclib16
aclib17
aclib18
aclib19
aclib20
aclib21
aclib22
aclib23
aclib24
aclib25
aclib_bbs
arm64_01
avm0001
edu0001
edu0002
edu0003
esb02b_hrb
esb_dbg
esbasic0001
esbasic0002
esbasic0003
esbasic0004
esbasic0005
esbasic0006
esbasic0007
esbasic0008
esbasic0009
esbasic0010
esbasic0011
esbasic0012
esbasic0013
esbasic0014
esbasic0015
esbasic0016
esbasic0017
esbasic02a
esc0001
escm0001
essen_hist
esvm0001
esvm0002
esvm0003
esvm0004
esvm0005
esvm0006
esvm_i0
hh4a
idea0001
idea0002
idea0003
impressions
jck_0000
jck_0001
kawai
kbcl0_0000
kbcl0_0001
kbcl0_0002
kbcl0_0003
kbcl0_0004
kbcl0_0005
kbcl0_0006
kbcl0_0007
kclib1_0000
kclib1_0001
kclib1_0002
kclib1_0003
kclib1_0004
kclib1_0005
kclib1_0006
kclib1_0007
kclib1_0008
kclib1_0009
kclib1_0010
kpap0001
members
memo0001
osask4g
osask4g_r2
p20200311a
p20200610a
p20200610b
p20200624a
p20200711a
p20200716a
p20250813a
p20250813b
p20250813c
p20250815a
p20250903a
p20251006a
page0001
page0002
page0003
page0004
page0005
page0006
page0007
page0008
page0009
page0010
page0011
page0012
page0013
page0014
page0015
page0016
page0017
page0018
page0019
page0020
page0021
page0022
page0023
populars
seccamp
seccamp2019
sechack
sechack2019
seclang01
sh3_2020
sh3_2020_kw
sh3_2020_nk
sh3_2021_kw
sh3_2021_nk
sh3_2022_kw
sh3_2023_kw
sh3_2024_kw
sh3_2025_kw
sh3_kw_hist
termux001
termux002
text0001
text0001a
text0002
text0002a
text0003
text0004
text0005
text0006
text0006a
text0007
text0008
text0010
text0011
text0012
text0013
text0014
text0015
text0016
text0017
text0018
text0019
text0020
text0021
tl1c
tl2c
tl3c
tl3d
* a23_useSelfMade #4 -(by [[K]], 2023.01.31) --親ページ: [[a23_useSelfMade]] ** 2023.01.31 Tue #1 -自分で作ったものを今後も使っていけそうか? --というのがこの一連の記事の趣旨なので、定期的に確認しようと思います。 -''[1ec, ecrun, ecc0]'' → 〇 -easy-Cを成り立たせているツール群。 -これはかなり便利なので(ほぼ常に立ち上げっぱなしになっている)、今後も使い続けるような気がします。 -ただ下請けになっているecrunやecc0を別々の実行ファイルにしておく必要はもはやありません(現在の構造は、試行錯誤の成り行きでそうなただけ)。だから全部1ecに統合するべきだとは思います。きっとそのほうが扱いやすそうです。 -''[HL-9b]'' → 〇 -たった740行で書かれたインタプリタ。だけどeasy-Cのプログラムが結構動く。 -プログラムの実行に際してgccとかを使うわけじゃないので、中間ファイルを生成することはなく、だからRAMディスクがなくてもHDDやSSDの寿命を削る心配はありません。 -最近は再起動後にRAMディスクを設定するのが面倒になってきて、簡単なことはこっちでやるようになってきました。 -このHL-9bと上記の1ecを統合する(コンパイル実行かインタプリタ実行かを簡単に選べる)といいのかもしれません。・・・うーん、欲が出てしまった。いやだって、2つを立ち上げっぱなしにするのはちょっと面倒ですし・・・。 (案) >pr 1+2*3 → こんなふうに普通に書いたら、インタプリタ実行 7 >!pr 1+2*3 → こんなふうに!を頭に付けたらgccでコンパイルして実行 7 -後述のacl1ライブラリに、AEc_exec()っていう関数を作って、system()関数みたいに使えるようにしたら、実は便利かもしれない?? -あとHL-9bはCtrl-Cに対応してなくて、これやるとインタプリタごと強制終了してしまうので、そこも改善の余地があります。 -''[acl1]'' → 〇 -自分用のグラフィックライブラリ。最近はMML演奏もサポート。 -今のところこれを使わなくなる未来はちょっと考えられない・・・。非常に便利。特にeasy-Cと組み合わせると便利です。 -''[自作スタートアップ、自作リンカスクリプト]'' → 〇 -まだ落ち着いていなくて開発途上だけど、これがあれば簡単に極小サイズの実行ファイルが作れるので、もうずっと使い続けることになりそうです。 -''[雑多なミニアプリ]'' → △ -この中には使わなくなるものが結構ありそうだけど、デモとかには使うかもしれません。 -でもこういうのを作っていかないと、言語やツールの価値も限界もわからないので、作らないわけにはいかないです。 ~ ** 2023.02.01 Wed #1 -すごく小さな実行ファイルを作るための手順(Windows用): -[1]まず適当なC言語のソースコードを用意します。これを hello.c とします。 #include <stdio.h> int main() { puts("hello, wolrd"); return 0; } -[2]次に MinGW 5.1.6 を c:\mingw516 にインストールします。インストールした後にパスを通す作業は不要です。MinGW 5.1.6 のインストーラーはここにあります。 --https://essen.osask.jp/files/MinGW516.exe -[3]次にmstartup.cとして以下を用意します。 #include <stdlib.h> int __getmainargs(int *argc, char ***argv, char ***env, int doWildCard, void *); int mmain(int argc, char **argv); void mainCRTStartup() { int argc, startupinfo[100/4 /* でもたぶん68バイトしか使ってない */]; char **argv, **env; __getmainargs(&argc, &argv, &env, 0, startupinfo); exit(mmain(argc, argv)); } -[4]リンカスクリプトとして、以下をldscript.txtとして保存します。 OUTPUT_FORMAT(pei-i386) SECTIONS { . = SIZEOF_HEADERS; . = ALIGN(__section_alignment__); .text __image_base__ + ( __section_alignment__ < 0x1000 ? . : __section_alignment__ ) : { *(.text) *(SORT(.text$*)) *(.rdata) *(SORT(.rdata$*)) } .idata BLOCK(__section_alignment__) : { SORT(*)(.idata$2) SORT(*)(.idata$3) /* These zeroes mark the end of the import list. */ LONG (0); LONG (0); LONG (0); LONG (0); LONG (0); SORT(*)(.idata$4) SORT(*)(.idata$5) SORT(*)(.idata$6) SORT(*)(.idata$7) __data_start__ = . ; *(.data) *(.data2) *(SORT(.data$*)) } .bss BLOCK(__section_alignment__) : { __bss_start__ = . ; *(.bss) *(COMMON) __bss_end__ = . ; } } -[5]最後に以下のバッチファイルを作ります。 mcc.bat ということにします(長い行があるので、行末に「^」をつけて行をつないでいます)。 c:\mingw516\bin\gcc -m32 -Os mstartup.c -c -o mstartup.obj c:\mingw516\bin\gcc -m32 -Os %1.c -c -o %1.obj -Dmain=mmain c:\mingw516\bin\ld -T ldscript.txt -o %1.exe -Bdynamic -s mstartup.obj %1.obj -Bdynamic -Lc:/mingw516/bin/../lib/gcc/mingw32/3.4.5 ^ -Lc:/mingw516/bin/../lib/gcc -Lc:/mingw516/bin/../lib/gcc/mingw32/3.4.5/../../../../mingw32/lib ^ -Lc:/mingw516/bin/../lib/gcc/mingw32/3.4.5/../../.. -lmingw32 -lgcc -lmoldname -lmingwex -lmsvcrt -luser32 -lkernel32 -ladvapi32 ^ -lshell32 -lmingw32 -lgcc -lmoldname -lmingwex -lmsvcrt -[6]これで、以下のようにすると、 hello.c から hello.exe が作られるはずです。 prompt>mcc hello -このhello.exeは1.5KBで、その内訳はヘッダ512バイト、.textのイメージデータが512バイト、.idataのイメージが512バイトになっています。 ~ -[Q]どうやってこの結論にたどり着いたのか? -[A]なんか適当に調べてみたら mainCRTStartup が真のエントリポイントらしいことがわかりました。それでスタートアップ処理としてやらなければいけないことがいろいろあるんだろうなと思いましたが、C言語でよければ(つまりC++でなければ)、__getmainargs()を呼びさえすれば何とかなりそうだと分かりました。この謎の関数については、数年前に偶然に見つけていました。この関数は単にargcやargvのセットアップをしてくれるだけではなく、なんか必須の初期化処理か何かも一緒にやってくれているようです。だから引数を利用しないアプリでもやっておいた方がよさそうな感じです(たぶん)。 -[Q]mainをmmainに読み替えさせているようだけど、これは何のためにやっているのか? -[A]gccはmainという関数を見つけると特別扱いするようで、なんか謎の初期化関数呼び出しを最初に勝手に挿入してきます。それがなくても動くみたいなので、そんなおせっかいを回避するために、mainをmmainに読み替えさせています。 -[Q]リンカスクリプトの書き方はどこで調べたの? -[A]あーそれは調べていません。[[a23_usm003]]の「2023.01.29 Sun #1」の回に書いた通り、 prompt>gcc --verbose hello.c -O3 -o hello.exe でデフォルトを出力させて、そこから「たぶんここはC言語では使わないだろう」と思うところを削っていって、それでちょっとだけ並べ替えて作りました(.rdataが.textの中に入るように、.dataが.idataの中に入るように)。 -[Q]ldのたくさんあるライブラリ指定リストはどうやって入手したの? -[A]これも[[a23_usm003]]の「2023.01.29 Sun #1」の回に書いた通り、 prompt>gcc --verbose hello.c -O3 -o hello.exe ってやって取得しました。collect2.exe(=ldの実体)への引数もこれで分かります。そのうちの.oファイルについては不要なもの(=消してみても動作に支障がなかったもの)は全部消してサイズを節約しています。 -[Q]なぜ.textの中に.rdataを入れるの?.dataをidataの中に入れる理由は? -[A].exeファイルのヘッダサイズは512バイトでアラインされるので、ヘッダが513バイトになってしまえば、ヘッダだけで1024バイトが消費されることになります。そして合計3セクションに抑えることができれば、ヘッダは512バイト以下になるのです。そうすると標準的な.text, .rdata, .data, .bss, .idataの5セクション方式だと、多すぎることになってしまいます。それで、属性が似ているもの同士をまとめて、.text, .idata, .bssの3つに集約しています。 -[Q]なぜMinGWの最新版を使わずに、MinGW 5.1.6なんか使うの? -[A]これは[[a23_usm003]]の「2023.01.29 Sun #2」の回に書いた通り、最近のバージョンでは-Osを付けてもあまり小さくならないと分かったためです。 -[Q]これ毎回やらないといけないの? -[A]いえいえ。一度作ってしまえば、それ以降は、 prompt>mcc hl1 とかで、HL-1のコンパイルにも使えます。ちなみにHL-1は2.0KBになります(びっくり!)。 -[Q]これ本当に安全なの?削りすぎてうまく動かなくなる可能性は? -[A]心配なら使わないのが一番です。普通にやりましょう。バグが出た時も、まずは問題を切り分けるために、普通にコンパイル&リンクして、そしてバグがなくなったのを確認してから mcc を使うようにします。うまくいかなくなったら、 mcc を使うのをやめましょう。 -[Q]ここまで攻めるのなら.textの中に.idataも入れたらいいんじゃないの?そしたらセクションイメージが1個になるから、1.0KBの.exeファイルが実現するよ! -[A]なんと夢のあることを!うーん、writalbeの属性があっても実行権限をつけれるのかなあ。あとで試してみます。 --試しました。うーん、やはり.textはreadonlyじゃなきゃいけないし、そしたら.idataが書き込めなくなってしまうので、最小は1.5KBが限界のように思われます・・・。ひとまず諦めます。 ~ ** 2023.02.01 Wed #2 -osdev-jpでこんな話を教えてもらいました! --デモシーンにようこそ!超低容量プログラミングで遊ぶカルチャー --https://jp.ign.com/cedec-2016/6411/news/ -ここによると、「crinklerというPacker」がいいらしいです。UPXしか知らなかった私には、これはいい情報だ! -キーワードが分かれば検索していけます。この記事も勉強になりそうです。 --crinklerとvisual studio 2017で400byteのexeを作る --https://nanka.hateblo.jp/entry/2018/07/01/034341 -https://yosshin4004.github.io/ の中に「PC 4K Intro minify テクニック @ TDF2021(2021/12/12~)」がある。 ~ ** 2023.02.02 Thu #1 -小学生がMMLによる音楽再生に興味を持ったので、もっと簡単に音楽再生ができるように少し改造しました。 [改造前] APlay *p = aOpenPlay(100000); // 適当な大きさのバッファ. APlay_mml(p, 0, "CDEFEDCR EFGAGFER"); APlay_mml(p, 1, "R1R1 CDEFEDCR"); APlay_run(p); [改造後] PLAY "CDEFEDCR EFGAGFER"; PLAY1 "R1R1 CDEFEDCR" →もはやワンライナーで十分。openもrunも自動でやる。 ~ ** 2023.02.02 Thu #2 -crinklerとvisual studio 2017で400byteのexeを作る -https://nanka.hateblo.jp/entry/2018/07/01/034341 -これを見ても、Visual Studio のバージョンが違うせいなのか、全くわからず・・・。2022はアンインストールして、2017を探すべきなのか・・・。 -よしきめた。いったんこれはやめよう。ここから頑張ったとしてできるかどうかすらよくわからない。よくわからないものに時間をかけすぎるのはよくない。 ~ ** 2023.02.03 Fri #1 -以下は「ねこふんじゃった」を演奏するアプリです。 -nekofun.c[48行] APlay *p = aOpenPlay16(100000); // 1- APlay_mml(p, 0, "T180 @1 r2.e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4r4g-4"); APlay_mml(p, 1, "@1 r2.e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4r4b-4"); APlay_mml(p, 2, "@1 r2.r4 <g-4r4r2 g-4r4r2 g-4r4e-4r4"); // 5- APlay_mml(p, 0, "r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4r4f4"); APlay_mml(p, 1, "r4>c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4r4c-4"); APlay_mml(p, 2, "d-4r4r2 d-4r4r2 d-4r4r2 d-4r4e-4r4"); // 9- APlay_mml(p, 0, "r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4r4g-4"); APlay_mml(p, 1, "r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4r4b-4"); APlay_mml(p, 2, "g-4r4r2 >b-4r4r2 b-4r4r2 b-4r4>d-4r4"); // 13- APlay_mml(p, 0, "r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4r4f4"); APlay_mml(p, 1, "r4>c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4r4c-4"); APlay_mml(p, 2, "e-4r4r2 e-4r4r2 e-4r4r2 e-4r4d-4r4"); // 17- APlay_mml(p, 0, "r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4r4g-4 r4g-4r4g-4 r1"); APlay_mml(p, 1, "r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4r4b-4 r4b-4r4b-4 r1"); APlay_mml(p, 2, "<b-4r4r2 <g-4r4d-4r4 g-4r4d-4r4 g-4f4g-4g4"); // 21- APlay_mml(p, 0, "r4f4f4e-8d-8 r4f4r4f4 r4f4r4f4 r1"); APlay_mml(p, 1, "r4>c-4c-4e-8d-8 r4c-4r4c-4 r4c-4r4c-4 r1"); APlay_mml(p, 2, "a-4r4r2 a-4r4d-4r4 a-4r4d-4r4 a-4g4a-4a4"); // 25- APlay_mml(p, 0, "r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4r4g-4"); APlay_mml(p, 1, "r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4r4b-4"); APlay_mml(p, 2, "b-4r4r2 g-4r4r2 g-4r4r2 g-4r4e-4r4"); // 29- APlay_mml(p, 0, "r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4r4f4"); APlay_mml(p, 1, "r4>c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4r4c-4"); APlay_mml(p, 2, "d-4r4r2 d-4r4r2 d-4r4r2 d-4r4e-4r4"); // 33- APlay_mml(p, 0, "r4g-4g-4r4 g-4d-8d-8d4d-4 r4f4g-4r4"); APlay_mml(p, 1, "r4<b-4b-4r4 b-4>d-8d-8d4d-4 r4c-4<b-4r4"); APlay_mml(p, 2, "g-4r4r2 d-4r4r2 r4d-4<g-4r4"); APlay_run(p); ~ ** 2023.02.03 Fri #2 -C言語入門としてprintf("hello, world\n");が定番ですが、これを小学生にやってもらうと「これの何が楽しいのか?」という顔をされます。画面に文字列を表示するだけなら、キータイプしたほうが早いので、それをわざわざプログラムでやってもちっとも面白くないためです。 -それならばと、aOpwnWin()して円や四角を書いて、グラフィックでお絵かきしてみます。これは楽しんでくれる場合が多いですが、しかしちょっとPCに詳しい小学生はこういいます。「これなら、ペイントで描いたほうが楽だよ。座標とか計算しなくていいし。」・・・うーん、くやしいけれど、これも彼らの言う通りなのです。 -変数を使わないくらい簡単で、だけど「わー、プログラミングってすごい、便利だー」思ってもらえるような、そんなプログラム例はないでしょうか。 -私は、それはPLAY文だと思います。MMLによる簡単な演奏なら、その気になればワンライナーで書けるくらいに簡単ですし、それでいて楽譜を入力して演奏するようなソフトウェアはそれほど一般的ではないので(少なくともペイントみたいにOSに標準インストールされてはいない)、それなりの目新しさがあるはずです。 -まあでも、やっぱり変数とかループとかを使うようにならないと、単機能ツールには勝てないかもなあという気はします。だからまあ五十歩百歩なのかもしれません。 ~ ** 2023.02.03 Fri #3 -小学生に教える案。CapsLockをONにしておく。 -PRとPRSPと変数演算とGOとIFが使えるようになればいい。それだけを目指す。 [1] 「1」を表示してみよう。 PR 1 [2] Iに1を入れてIを表示してみよう。 I = 1; PR I [3] [2]の続きとして、Iを1ずつ増やして、3まで表示してみよう(ここでテキストエディタの使い方なども教える)。RUNで実行。 I = 1; PR I; I = I + 1; PR I; I = I + 1; PR I; [4] GOを使って読み飛ばしてみるよ。どうなると思う?・・・もしGO命令がなかったらどうなると思う? NO1: PR 1; GO NO3; NO2: PR 2; NO3: PR 3; NO4: PR 4; [5] GOで前に戻ることもできるよ。どうなると思う? NO1: PR 1; GO NO1; [6] じゃあこれはどうなるかな? I = 1; NO1: PR I; I = I + 1; GO NO1; 数字がつながって見にくかったら、 PR I; の後に PRSP; を追加しよう。 [7] ずっと止まらないのは困るかな。じゃあ、100になったら止まるようにしよう。 I = 1; NO1: PR I; PRSP; I = I + 1; IF (I <= 100) GO NO1; // 101になったらgoしなくなるよ! [8] 2から100までの偶数を表示するプログラムを書いてみよう! [9] 1から99までの奇数を表示するプログラムを書いてみよう! [10] 1, 2, 4, 8, 16, 32, ... で65536までを表示るプログラムを書いてみよう! [11] 1から10までの和は55だけど、それを計算させてみよう。 PR 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + 6 + 7 + 8 + 9 + 10 でも1から100までだったら、この調子では書けないね。どうしたらいいかな? J = 0; I = 1; NO1: J = J + I; I = I + 1; IF (I <= 100) GO NO1; PR J; どうしてこれでうまくいくのか説明ができるかな? ~ ** 2023.02.05 Sun #1 -もうずっとeasy-Cのプロンプト(といううかHL-9bのプロンプト)を出しっぱなしで、dirとかgccとかをやる時はshellコマンドを使ってばかりなのですが、だんだん「shell 」と6文字を入力するのが面倒になってきました。代案として「$」だけにしたらいいかもしれないと思っています。「$dir」「$gcc」。 -なぜ「$」にしたのかというと、shellのsに形が似ていることと、あと確かUNIXのbashのプロンプトが「$」だった気がするので、それにちなんで覚えやすいかなと思ってこれにしました。 -ということで整理すると、 --「$」で始まる命令はシェルコマンド --「!」で始まる命令はgcc経由で実行(コンパイルは遅いけど、実行は速いし、C言語のすべての命令が使える) --それ以外はHL-9bの中で普通に実行(実行はそれほど速くないけど、コンパイル時間がない。C言語のサブセット) -になります。 ~ ** 2023.02.06 Mon #1 -どんどん便利になってきたeasy-Cですが、そろそろ先が見えてきたというか、アイデアが尽きてきました。ということはここから数週間頑張って今あるアイデアを実装し終わったら、終わりになっちゃうのかなあと心配になってきました(いやまあ、それでも「できたものを使いまくる」という一番楽しい段階は残っているのですが)。 -もうずっとeasy-Cのプロンプトは出しっぱなしで、もう何の違和感もなく当たり前にワンライナーして、dirやgccなどの起動も全部シェルコマンド($)を使って起動するのが当たり前になってしまっているのですが、そこで私はあることに気づきました。・・・あれ?私が作ったものはもはや言語ではなくてシェルなのではないか?? -シェルと言えば、私が20年前にOS自作をしていたころは、シェルとしてC++の文法が使えたらいいのにと思っていました。・・・なんでそんなことを考えたのかと言えば、私はまずいろんな文法が乱立するのが嫌いで、なぜプログラミングするときとシェルスクリプトを書くときとで違う言語を書かなきゃいけないんだ?って思っていたのです。C++の記述力は十分に高いから、シェルスクリプト用の構文なんかいらないと考えました。コマンドを入力するたびにコンパイルさせるのは遅そうで現実的ではないので、C++のインタプリタがあればいいと思っていました。 -・・・という昔の夢を急に思い出しました。そうか私はC++の構文が使えるシェルが欲しかったんだ!・・・あれ、このeasy-Cって、この構想にかなり近い感じがするぞ。C++じゃなくてCだけど。 -C言語がシェルになったら、どうあるべきでしょうか。私が真っ先に思うのは、変数が環境変数の代わりになることです。そうであるならば、変数はセーブしたりロードしたりできるべきです。・・・おお、これは前にやっていたpersistent-Cに近いなあ。 -シェルにはリダイレクトがありますが、C言語にはそんなものはありません。リダイレクトは標準出力や標準入力を切り替える機能ですが、似たようなことをC言語で自然にやるなら、関数の返値として結果を返すことでしょう。そうすればそれを適当な出力関数で画面に出すことができますし、ファイルに書きだすこともできますし、別の関数の引数にすることもできるでしょう。 -シェルにはシェルスクリプトがあります。シェルスクリプトを書けばコマンドを増やしていけます。easy-Cではどうしたらいいでしょうか。テキストファイルにC言語でちょろっと書いておけば、それがシェルスクリプトになるべきです。 -・・・と考え始めたらどんどんアイデアが出てきました。これなら当分開発のネタには困らなさそうです! ~ ** 2023.02.06 Mon #2 -今日は、HL-9bと1ecとecrunとecc0をすべて統合して、HL-9cというのを作りました。 --[1]「インタプリタ実行」と「gccでコンパイルして実行」を自由に切り替えられる。 --[2]インタプリタ中でCtrl-Cしてもプロンプトに戻ってこられる。 --[3]gcc実行に限れば、適当にnewfunc()みたいな関数をテキストファイルに書いておくと、それを自由に呼び出せる。 -この[3]について追加で説明しておきます。たとえば、 char *myfunc(int a, int b) { char *s = malloc(100); sprintf(s, "hello: a+b=%d\n", a + b); return s; } -という関数を書いたとします。これをmyfunc.cという名前で保存しておくと、HL-9cのプロンプトで >!prs myfunc(1, 2) hello: a+b=3 > -と実行できるのです。なかなかいいと思いませんか?・・・prsはputsみたいなものですが、カッコを省略できるのでよく使います。先頭の「!」は、この実行をインタプリタではなく、gccでコンパイルして実行せよいう意味になります。 ~ ** 2023.02.06 Mon #3 -もしかしたら、私の中では main関数を書く時代は終わったかもしれない・・・!! ~ ** 2023.02.07 Tue #1 -[自分への戒め] -改造は小さくなければいけない。大きな改造は開発の停滞を招きやすい。 -なぜ大きな開発がダメかというと、大きな開発の場合、「作ってみたけど思ったほどにはよくありませんでした」になってしまったら、それまでの開発時間が無駄になってしまう。それを避けることが何よりも大切。小さな開発を積み重ねる方法だと、遠回りだったり、後になって無駄になるなどの非効率が発生するけど、その損失は大規模改造が失敗するときよりもはるかに小さい。 -作ってみないと分からないことがある。使ってみないと分からないこともある。だから汚くてもいいし、実行速度が遅くてもいいから、「とりあえず」で作るのが一番いい。改良は後からいくらでもできる。最初から最適解なんてわからない。ちゃんと作るのは役に立つことがわかっていて、使うことが確定してからで十分だ。 ~ ** 2023.02.07 Tue #2 -昨日は相当に頑張って頭が疲れているので、今日はeasy-Cはお休み。 ~ ** 2023.02.08 Wed #1 -自分用のメモ:PLAY命令の音量指定は1~127。最大値は255ではない。間違って覚えていた。 ~ ** 2023.02.08 Wed #2 -PLAY文がHL-9cで未サポートだったので、動くように改造しました。 -prやprsもPRやPRSのように大文字で書いてもOKにしました。これは主に小学生向けの対応です。小学生はアルファベットがよくわからなくて、キーの刻印通りの大文字しか扱えないという想定です(常にCapsLockがON)。 -小学1年生がeasy-Cを徐々に習得していて自分でプログラムを書けるようになってきたので(まあPLAY文しかないプログラムではありますが)、ファイルの新規作成コマンド( NEW ABC.C みたいなやつ)を付けました。 -またシェルコマンドを拡張して$$というのも作りました。これは別プロセスで立ち上げるというものです。これがあるとアプリが終了しなくてもプロンプトに戻ってきます。これがあれば、「$$ABC.C」ってやるだけでテキストエディタが起動します。 -これらの拡張は大人の私にとってもかなり便利で、さらに快適になりました! -こんな感じのことができます。 HL9>NEW TULIP.C HL9>$$TULIP.C ← $$は別のプロセスで立ち上げるシェルコマンド。Windowsではテキストファイルを実行するとテキストエディタが開きます。それで以下の3行を入力して保存。 HL9>RUN TULIP.C ← これで演奏されます。 -ちなみに TULIP.C の中身はこんな感じです。 PLAY "CDERCDERGEDCDEDR"; PLAY "CDERCDERGEDCDECR"; PLAY "GGEGAAGREEDDC2R"; ~ // persistent-C //startupのasm化 //nekofun. invader.pr.prs.prlf.prsp //winのクローズ * こめんと欄 #comment
タイムスタンプを変更しない
* a23_useSelfMade #4 -(by [[K]], 2023.01.31) --親ページ: [[a23_useSelfMade]] ** 2023.01.31 Tue #1 -自分で作ったものを今後も使っていけそうか? --というのがこの一連の記事の趣旨なので、定期的に確認しようと思います。 -''[1ec, ecrun, ecc0]'' → 〇 -easy-Cを成り立たせているツール群。 -これはかなり便利なので(ほぼ常に立ち上げっぱなしになっている)、今後も使い続けるような気がします。 -ただ下請けになっているecrunやecc0を別々の実行ファイルにしておく必要はもはやありません(現在の構造は、試行錯誤の成り行きでそうなただけ)。だから全部1ecに統合するべきだとは思います。きっとそのほうが扱いやすそうです。 -''[HL-9b]'' → 〇 -たった740行で書かれたインタプリタ。だけどeasy-Cのプログラムが結構動く。 -プログラムの実行に際してgccとかを使うわけじゃないので、中間ファイルを生成することはなく、だからRAMディスクがなくてもHDDやSSDの寿命を削る心配はありません。 -最近は再起動後にRAMディスクを設定するのが面倒になってきて、簡単なことはこっちでやるようになってきました。 -このHL-9bと上記の1ecを統合する(コンパイル実行かインタプリタ実行かを簡単に選べる)といいのかもしれません。・・・うーん、欲が出てしまった。いやだって、2つを立ち上げっぱなしにするのはちょっと面倒ですし・・・。 (案) >pr 1+2*3 → こんなふうに普通に書いたら、インタプリタ実行 7 >!pr 1+2*3 → こんなふうに!を頭に付けたらgccでコンパイルして実行 7 -後述のacl1ライブラリに、AEc_exec()っていう関数を作って、system()関数みたいに使えるようにしたら、実は便利かもしれない?? -あとHL-9bはCtrl-Cに対応してなくて、これやるとインタプリタごと強制終了してしまうので、そこも改善の余地があります。 -''[acl1]'' → 〇 -自分用のグラフィックライブラリ。最近はMML演奏もサポート。 -今のところこれを使わなくなる未来はちょっと考えられない・・・。非常に便利。特にeasy-Cと組み合わせると便利です。 -''[自作スタートアップ、自作リンカスクリプト]'' → 〇 -まだ落ち着いていなくて開発途上だけど、これがあれば簡単に極小サイズの実行ファイルが作れるので、もうずっと使い続けることになりそうです。 -''[雑多なミニアプリ]'' → △ -この中には使わなくなるものが結構ありそうだけど、デモとかには使うかもしれません。 -でもこういうのを作っていかないと、言語やツールの価値も限界もわからないので、作らないわけにはいかないです。 ~ ** 2023.02.01 Wed #1 -すごく小さな実行ファイルを作るための手順(Windows用): -[1]まず適当なC言語のソースコードを用意します。これを hello.c とします。 #include <stdio.h> int main() { puts("hello, wolrd"); return 0; } -[2]次に MinGW 5.1.6 を c:\mingw516 にインストールします。インストールした後にパスを通す作業は不要です。MinGW 5.1.6 のインストーラーはここにあります。 --https://essen.osask.jp/files/MinGW516.exe -[3]次にmstartup.cとして以下を用意します。 #include <stdlib.h> int __getmainargs(int *argc, char ***argv, char ***env, int doWildCard, void *); int mmain(int argc, char **argv); void mainCRTStartup() { int argc, startupinfo[100/4 /* でもたぶん68バイトしか使ってない */]; char **argv, **env; __getmainargs(&argc, &argv, &env, 0, startupinfo); exit(mmain(argc, argv)); } -[4]リンカスクリプトとして、以下をldscript.txtとして保存します。 OUTPUT_FORMAT(pei-i386) SECTIONS { . = SIZEOF_HEADERS; . = ALIGN(__section_alignment__); .text __image_base__ + ( __section_alignment__ < 0x1000 ? . : __section_alignment__ ) : { *(.text) *(SORT(.text$*)) *(.rdata) *(SORT(.rdata$*)) } .idata BLOCK(__section_alignment__) : { SORT(*)(.idata$2) SORT(*)(.idata$3) /* These zeroes mark the end of the import list. */ LONG (0); LONG (0); LONG (0); LONG (0); LONG (0); SORT(*)(.idata$4) SORT(*)(.idata$5) SORT(*)(.idata$6) SORT(*)(.idata$7) __data_start__ = . ; *(.data) *(.data2) *(SORT(.data$*)) } .bss BLOCK(__section_alignment__) : { __bss_start__ = . ; *(.bss) *(COMMON) __bss_end__ = . ; } } -[5]最後に以下のバッチファイルを作ります。 mcc.bat ということにします(長い行があるので、行末に「^」をつけて行をつないでいます)。 c:\mingw516\bin\gcc -m32 -Os mstartup.c -c -o mstartup.obj c:\mingw516\bin\gcc -m32 -Os %1.c -c -o %1.obj -Dmain=mmain c:\mingw516\bin\ld -T ldscript.txt -o %1.exe -Bdynamic -s mstartup.obj %1.obj -Bdynamic -Lc:/mingw516/bin/../lib/gcc/mingw32/3.4.5 ^ -Lc:/mingw516/bin/../lib/gcc -Lc:/mingw516/bin/../lib/gcc/mingw32/3.4.5/../../../../mingw32/lib ^ -Lc:/mingw516/bin/../lib/gcc/mingw32/3.4.5/../../.. -lmingw32 -lgcc -lmoldname -lmingwex -lmsvcrt -luser32 -lkernel32 -ladvapi32 ^ -lshell32 -lmingw32 -lgcc -lmoldname -lmingwex -lmsvcrt -[6]これで、以下のようにすると、 hello.c から hello.exe が作られるはずです。 prompt>mcc hello -このhello.exeは1.5KBで、その内訳はヘッダ512バイト、.textのイメージデータが512バイト、.idataのイメージが512バイトになっています。 ~ -[Q]どうやってこの結論にたどり着いたのか? -[A]なんか適当に調べてみたら mainCRTStartup が真のエントリポイントらしいことがわかりました。それでスタートアップ処理としてやらなければいけないことがいろいろあるんだろうなと思いましたが、C言語でよければ(つまりC++でなければ)、__getmainargs()を呼びさえすれば何とかなりそうだと分かりました。この謎の関数については、数年前に偶然に見つけていました。この関数は単にargcやargvのセットアップをしてくれるだけではなく、なんか必須の初期化処理か何かも一緒にやってくれているようです。だから引数を利用しないアプリでもやっておいた方がよさそうな感じです(たぶん)。 -[Q]mainをmmainに読み替えさせているようだけど、これは何のためにやっているのか? -[A]gccはmainという関数を見つけると特別扱いするようで、なんか謎の初期化関数呼び出しを最初に勝手に挿入してきます。それがなくても動くみたいなので、そんなおせっかいを回避するために、mainをmmainに読み替えさせています。 -[Q]リンカスクリプトの書き方はどこで調べたの? -[A]あーそれは調べていません。[[a23_usm003]]の「2023.01.29 Sun #1」の回に書いた通り、 prompt>gcc --verbose hello.c -O3 -o hello.exe でデフォルトを出力させて、そこから「たぶんここはC言語では使わないだろう」と思うところを削っていって、それでちょっとだけ並べ替えて作りました(.rdataが.textの中に入るように、.dataが.idataの中に入るように)。 -[Q]ldのたくさんあるライブラリ指定リストはどうやって入手したの? -[A]これも[[a23_usm003]]の「2023.01.29 Sun #1」の回に書いた通り、 prompt>gcc --verbose hello.c -O3 -o hello.exe ってやって取得しました。collect2.exe(=ldの実体)への引数もこれで分かります。そのうちの.oファイルについては不要なもの(=消してみても動作に支障がなかったもの)は全部消してサイズを節約しています。 -[Q]なぜ.textの中に.rdataを入れるの?.dataをidataの中に入れる理由は? -[A].exeファイルのヘッダサイズは512バイトでアラインされるので、ヘッダが513バイトになってしまえば、ヘッダだけで1024バイトが消費されることになります。そして合計3セクションに抑えることができれば、ヘッダは512バイト以下になるのです。そうすると標準的な.text, .rdata, .data, .bss, .idataの5セクション方式だと、多すぎることになってしまいます。それで、属性が似ているもの同士をまとめて、.text, .idata, .bssの3つに集約しています。 -[Q]なぜMinGWの最新版を使わずに、MinGW 5.1.6なんか使うの? -[A]これは[[a23_usm003]]の「2023.01.29 Sun #2」の回に書いた通り、最近のバージョンでは-Osを付けてもあまり小さくならないと分かったためです。 -[Q]これ毎回やらないといけないの? -[A]いえいえ。一度作ってしまえば、それ以降は、 prompt>mcc hl1 とかで、HL-1のコンパイルにも使えます。ちなみにHL-1は2.0KBになります(びっくり!)。 -[Q]これ本当に安全なの?削りすぎてうまく動かなくなる可能性は? -[A]心配なら使わないのが一番です。普通にやりましょう。バグが出た時も、まずは問題を切り分けるために、普通にコンパイル&リンクして、そしてバグがなくなったのを確認してから mcc を使うようにします。うまくいかなくなったら、 mcc を使うのをやめましょう。 -[Q]ここまで攻めるのなら.textの中に.idataも入れたらいいんじゃないの?そしたらセクションイメージが1個になるから、1.0KBの.exeファイルが実現するよ! -[A]なんと夢のあることを!うーん、writalbeの属性があっても実行権限をつけれるのかなあ。あとで試してみます。 --試しました。うーん、やはり.textはreadonlyじゃなきゃいけないし、そしたら.idataが書き込めなくなってしまうので、最小は1.5KBが限界のように思われます・・・。ひとまず諦めます。 ~ ** 2023.02.01 Wed #2 -osdev-jpでこんな話を教えてもらいました! --デモシーンにようこそ!超低容量プログラミングで遊ぶカルチャー --https://jp.ign.com/cedec-2016/6411/news/ -ここによると、「crinklerというPacker」がいいらしいです。UPXしか知らなかった私には、これはいい情報だ! -キーワードが分かれば検索していけます。この記事も勉強になりそうです。 --crinklerとvisual studio 2017で400byteのexeを作る --https://nanka.hateblo.jp/entry/2018/07/01/034341 -https://yosshin4004.github.io/ の中に「PC 4K Intro minify テクニック @ TDF2021(2021/12/12~)」がある。 ~ ** 2023.02.02 Thu #1 -小学生がMMLによる音楽再生に興味を持ったので、もっと簡単に音楽再生ができるように少し改造しました。 [改造前] APlay *p = aOpenPlay(100000); // 適当な大きさのバッファ. APlay_mml(p, 0, "CDEFEDCR EFGAGFER"); APlay_mml(p, 1, "R1R1 CDEFEDCR"); APlay_run(p); [改造後] PLAY "CDEFEDCR EFGAGFER"; PLAY1 "R1R1 CDEFEDCR" →もはやワンライナーで十分。openもrunも自動でやる。 ~ ** 2023.02.02 Thu #2 -crinklerとvisual studio 2017で400byteのexeを作る -https://nanka.hateblo.jp/entry/2018/07/01/034341 -これを見ても、Visual Studio のバージョンが違うせいなのか、全くわからず・・・。2022はアンインストールして、2017を探すべきなのか・・・。 -よしきめた。いったんこれはやめよう。ここから頑張ったとしてできるかどうかすらよくわからない。よくわからないものに時間をかけすぎるのはよくない。 ~ ** 2023.02.03 Fri #1 -以下は「ねこふんじゃった」を演奏するアプリです。 -nekofun.c[48行] APlay *p = aOpenPlay16(100000); // 1- APlay_mml(p, 0, "T180 @1 r2.e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4r4g-4"); APlay_mml(p, 1, "@1 r2.e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4r4b-4"); APlay_mml(p, 2, "@1 r2.r4 <g-4r4r2 g-4r4r2 g-4r4e-4r4"); // 5- APlay_mml(p, 0, "r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4r4f4"); APlay_mml(p, 1, "r4>c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4r4c-4"); APlay_mml(p, 2, "d-4r4r2 d-4r4r2 d-4r4r2 d-4r4e-4r4"); // 9- APlay_mml(p, 0, "r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4r4g-4"); APlay_mml(p, 1, "r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4r4b-4"); APlay_mml(p, 2, "g-4r4r2 >b-4r4r2 b-4r4r2 b-4r4>d-4r4"); // 13- APlay_mml(p, 0, "r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4r4f4"); APlay_mml(p, 1, "r4>c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4r4c-4"); APlay_mml(p, 2, "e-4r4r2 e-4r4r2 e-4r4r2 e-4r4d-4r4"); // 17- APlay_mml(p, 0, "r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4r4g-4 r4g-4r4g-4 r1"); APlay_mml(p, 1, "r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4r4b-4 r4b-4r4b-4 r1"); APlay_mml(p, 2, "<b-4r4r2 <g-4r4d-4r4 g-4r4d-4r4 g-4f4g-4g4"); // 21- APlay_mml(p, 0, "r4f4f4e-8d-8 r4f4r4f4 r4f4r4f4 r1"); APlay_mml(p, 1, "r4>c-4c-4e-8d-8 r4c-4r4c-4 r4c-4r4c-4 r1"); APlay_mml(p, 2, "a-4r4r2 a-4r4d-4r4 a-4r4d-4r4 a-4g4a-4a4"); // 25- APlay_mml(p, 0, "r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4g-4e-8d-8 r4g-4r4g-4"); APlay_mml(p, 1, "r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4b-4>e-8d-8 r4<b-4r4b-4"); APlay_mml(p, 2, "b-4r4r2 g-4r4r2 g-4r4r2 g-4r4e-4r4"); // 29- APlay_mml(p, 0, "r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4f4e-8d-8 r4f4r4f4"); APlay_mml(p, 1, "r4>c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4c-4e-8d-8 r4c-4r4c-4"); APlay_mml(p, 2, "d-4r4r2 d-4r4r2 d-4r4r2 d-4r4e-4r4"); // 33- APlay_mml(p, 0, "r4g-4g-4r4 g-4d-8d-8d4d-4 r4f4g-4r4"); APlay_mml(p, 1, "r4<b-4b-4r4 b-4>d-8d-8d4d-4 r4c-4<b-4r4"); APlay_mml(p, 2, "g-4r4r2 d-4r4r2 r4d-4<g-4r4"); APlay_run(p); ~ ** 2023.02.03 Fri #2 -C言語入門としてprintf("hello, world\n");が定番ですが、これを小学生にやってもらうと「これの何が楽しいのか?」という顔をされます。画面に文字列を表示するだけなら、キータイプしたほうが早いので、それをわざわざプログラムでやってもちっとも面白くないためです。 -それならばと、aOpwnWin()して円や四角を書いて、グラフィックでお絵かきしてみます。これは楽しんでくれる場合が多いですが、しかしちょっとPCに詳しい小学生はこういいます。「これなら、ペイントで描いたほうが楽だよ。座標とか計算しなくていいし。」・・・うーん、くやしいけれど、これも彼らの言う通りなのです。 -変数を使わないくらい簡単で、だけど「わー、プログラミングってすごい、便利だー」思ってもらえるような、そんなプログラム例はないでしょうか。 -私は、それはPLAY文だと思います。MMLによる簡単な演奏なら、その気になればワンライナーで書けるくらいに簡単ですし、それでいて楽譜を入力して演奏するようなソフトウェアはそれほど一般的ではないので(少なくともペイントみたいにOSに標準インストールされてはいない)、それなりの目新しさがあるはずです。 -まあでも、やっぱり変数とかループとかを使うようにならないと、単機能ツールには勝てないかもなあという気はします。だからまあ五十歩百歩なのかもしれません。 ~ ** 2023.02.03 Fri #3 -小学生に教える案。CapsLockをONにしておく。 -PRとPRSPと変数演算とGOとIFが使えるようになればいい。それだけを目指す。 [1] 「1」を表示してみよう。 PR 1 [2] Iに1を入れてIを表示してみよう。 I = 1; PR I [3] [2]の続きとして、Iを1ずつ増やして、3まで表示してみよう(ここでテキストエディタの使い方なども教える)。RUNで実行。 I = 1; PR I; I = I + 1; PR I; I = I + 1; PR I; [4] GOを使って読み飛ばしてみるよ。どうなると思う?・・・もしGO命令がなかったらどうなると思う? NO1: PR 1; GO NO3; NO2: PR 2; NO3: PR 3; NO4: PR 4; [5] GOで前に戻ることもできるよ。どうなると思う? NO1: PR 1; GO NO1; [6] じゃあこれはどうなるかな? I = 1; NO1: PR I; I = I + 1; GO NO1; 数字がつながって見にくかったら、 PR I; の後に PRSP; を追加しよう。 [7] ずっと止まらないのは困るかな。じゃあ、100になったら止まるようにしよう。 I = 1; NO1: PR I; PRSP; I = I + 1; IF (I <= 100) GO NO1; // 101になったらgoしなくなるよ! [8] 2から100までの偶数を表示するプログラムを書いてみよう! [9] 1から99までの奇数を表示するプログラムを書いてみよう! [10] 1, 2, 4, 8, 16, 32, ... で65536までを表示るプログラムを書いてみよう! [11] 1から10までの和は55だけど、それを計算させてみよう。 PR 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + 6 + 7 + 8 + 9 + 10 でも1から100までだったら、この調子では書けないね。どうしたらいいかな? J = 0; I = 1; NO1: J = J + I; I = I + 1; IF (I <= 100) GO NO1; PR J; どうしてこれでうまくいくのか説明ができるかな? ~ ** 2023.02.05 Sun #1 -もうずっとeasy-Cのプロンプト(といううかHL-9bのプロンプト)を出しっぱなしで、dirとかgccとかをやる時はshellコマンドを使ってばかりなのですが、だんだん「shell 」と6文字を入力するのが面倒になってきました。代案として「$」だけにしたらいいかもしれないと思っています。「$dir」「$gcc」。 -なぜ「$」にしたのかというと、shellのsに形が似ていることと、あと確かUNIXのbashのプロンプトが「$」だった気がするので、それにちなんで覚えやすいかなと思ってこれにしました。 -ということで整理すると、 --「$」で始まる命令はシェルコマンド --「!」で始まる命令はgcc経由で実行(コンパイルは遅いけど、実行は速いし、C言語のすべての命令が使える) --それ以外はHL-9bの中で普通に実行(実行はそれほど速くないけど、コンパイル時間がない。C言語のサブセット) -になります。 ~ ** 2023.02.06 Mon #1 -どんどん便利になってきたeasy-Cですが、そろそろ先が見えてきたというか、アイデアが尽きてきました。ということはここから数週間頑張って今あるアイデアを実装し終わったら、終わりになっちゃうのかなあと心配になってきました(いやまあ、それでも「できたものを使いまくる」という一番楽しい段階は残っているのですが)。 -もうずっとeasy-Cのプロンプトは出しっぱなしで、もう何の違和感もなく当たり前にワンライナーして、dirやgccなどの起動も全部シェルコマンド($)を使って起動するのが当たり前になってしまっているのですが、そこで私はあることに気づきました。・・・あれ?私が作ったものはもはや言語ではなくてシェルなのではないか?? -シェルと言えば、私が20年前にOS自作をしていたころは、シェルとしてC++の文法が使えたらいいのにと思っていました。・・・なんでそんなことを考えたのかと言えば、私はまずいろんな文法が乱立するのが嫌いで、なぜプログラミングするときとシェルスクリプトを書くときとで違う言語を書かなきゃいけないんだ?って思っていたのです。C++の記述力は十分に高いから、シェルスクリプト用の構文なんかいらないと考えました。コマンドを入力するたびにコンパイルさせるのは遅そうで現実的ではないので、C++のインタプリタがあればいいと思っていました。 -・・・という昔の夢を急に思い出しました。そうか私はC++の構文が使えるシェルが欲しかったんだ!・・・あれ、このeasy-Cって、この構想にかなり近い感じがするぞ。C++じゃなくてCだけど。 -C言語がシェルになったら、どうあるべきでしょうか。私が真っ先に思うのは、変数が環境変数の代わりになることです。そうであるならば、変数はセーブしたりロードしたりできるべきです。・・・おお、これは前にやっていたpersistent-Cに近いなあ。 -シェルにはリダイレクトがありますが、C言語にはそんなものはありません。リダイレクトは標準出力や標準入力を切り替える機能ですが、似たようなことをC言語で自然にやるなら、関数の返値として結果を返すことでしょう。そうすればそれを適当な出力関数で画面に出すことができますし、ファイルに書きだすこともできますし、別の関数の引数にすることもできるでしょう。 -シェルにはシェルスクリプトがあります。シェルスクリプトを書けばコマンドを増やしていけます。easy-Cではどうしたらいいでしょうか。テキストファイルにC言語でちょろっと書いておけば、それがシェルスクリプトになるべきです。 -・・・と考え始めたらどんどんアイデアが出てきました。これなら当分開発のネタには困らなさそうです! ~ ** 2023.02.06 Mon #2 -今日は、HL-9bと1ecとecrunとecc0をすべて統合して、HL-9cというのを作りました。 --[1]「インタプリタ実行」と「gccでコンパイルして実行」を自由に切り替えられる。 --[2]インタプリタ中でCtrl-Cしてもプロンプトに戻ってこられる。 --[3]gcc実行に限れば、適当にnewfunc()みたいな関数をテキストファイルに書いておくと、それを自由に呼び出せる。 -この[3]について追加で説明しておきます。たとえば、 char *myfunc(int a, int b) { char *s = malloc(100); sprintf(s, "hello: a+b=%d\n", a + b); return s; } -という関数を書いたとします。これをmyfunc.cという名前で保存しておくと、HL-9cのプロンプトで >!prs myfunc(1, 2) hello: a+b=3 > -と実行できるのです。なかなかいいと思いませんか?・・・prsはputsみたいなものですが、カッコを省略できるのでよく使います。先頭の「!」は、この実行をインタプリタではなく、gccでコンパイルして実行せよいう意味になります。 ~ ** 2023.02.06 Mon #3 -もしかしたら、私の中では main関数を書く時代は終わったかもしれない・・・!! ~ ** 2023.02.07 Tue #1 -[自分への戒め] -改造は小さくなければいけない。大きな改造は開発の停滞を招きやすい。 -なぜ大きな開発がダメかというと、大きな開発の場合、「作ってみたけど思ったほどにはよくありませんでした」になってしまったら、それまでの開発時間が無駄になってしまう。それを避けることが何よりも大切。小さな開発を積み重ねる方法だと、遠回りだったり、後になって無駄になるなどの非効率が発生するけど、その損失は大規模改造が失敗するときよりもはるかに小さい。 -作ってみないと分からないことがある。使ってみないと分からないこともある。だから汚くてもいいし、実行速度が遅くてもいいから、「とりあえず」で作るのが一番いい。改良は後からいくらでもできる。最初から最適解なんてわからない。ちゃんと作るのは役に立つことがわかっていて、使うことが確定してからで十分だ。 ~ ** 2023.02.07 Tue #2 -昨日は相当に頑張って頭が疲れているので、今日はeasy-Cはお休み。 ~ ** 2023.02.08 Wed #1 -自分用のメモ:PLAY命令の音量指定は1~127。最大値は255ではない。間違って覚えていた。 ~ ** 2023.02.08 Wed #2 -PLAY文がHL-9cで未サポートだったので、動くように改造しました。 -prやprsもPRやPRSのように大文字で書いてもOKにしました。これは主に小学生向けの対応です。小学生はアルファベットがよくわからなくて、キーの刻印通りの大文字しか扱えないという想定です(常にCapsLockがON)。 -小学1年生がeasy-Cを徐々に習得していて自分でプログラムを書けるようになってきたので(まあPLAY文しかないプログラムではありますが)、ファイルの新規作成コマンド( NEW ABC.C みたいなやつ)を付けました。 -またシェルコマンドを拡張して$$というのも作りました。これは別プロセスで立ち上げるというものです。これがあるとアプリが終了しなくてもプロンプトに戻ってきます。これがあれば、「$$ABC.C」ってやるだけでテキストエディタが起動します。 -これらの拡張は大人の私にとってもかなり便利で、さらに快適になりました! -こんな感じのことができます。 HL9>NEW TULIP.C HL9>$$TULIP.C ← $$は別のプロセスで立ち上げるシェルコマンド。Windowsではテキストファイルを実行するとテキストエディタが開きます。それで以下の3行を入力して保存。 HL9>RUN TULIP.C ← これで演奏されます。 -ちなみに TULIP.C の中身はこんな感じです。 PLAY "CDERCDERGEDCDEDR"; PLAY "CDERCDERGEDCDECR"; PLAY "GGEGAAGREEDDC2R"; ~ // persistent-C //startupのasm化 //nekofun. invader.pr.prs.prlf.prsp //winのクローズ * こめんと欄 #comment
テキスト整形のルールを表示する