a23_usm001
の編集
https://essen.osask.jp/?a23_usm001
[
トップ
] [
編集
|
差分
|
バックアップ
|
添付
|
リロード
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
-- 雛形とするページ --
BracketName
EssenRev4
FormattingRules
FrontPage
Help
InterWiki
InterWikiName
InterWikiSandBox
K
MenuBar
PHP
PukiWiki
PukiWiki/1.4
PukiWiki/1.4/Manual
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/A-D
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/E-G
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/H-K
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/L-N
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/O-R
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/S-U
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/V-Z
RecentDeleted
SDL2_01
SandBox
WikiEngines
WikiName
WikiWikiWeb
YukiWiki
a21
a21_acl01
a21_bbs01
a21_challengers
a21_count
a21_edu01
a21_edu02
a21_edu03
a21_edu04
a21_edu05
a21_edu06
a21_edu07
a21_edu08
a21_edu09
a21_edu10
a21_edu11
a21_hlx000
a21_hlx001
a21_hlx001_1
a21_hlx001_2
a21_hlx001_3
a21_hlx002
a21_hlx002_1
a21_hlx003
a21_hlx003_1
a21_hlx004_1
a21_memo01
a21_opt
a21_opt02
a21_opt03
a21_p01
a21_special
a21_tl9a
a21_todo
a21_txt01
a21_txt01_10
a21_txt01_1a
a21_txt01_2
a21_txt01_2a
a21_txt01_2b
a21_txt01_3
a21_txt01_4
a21_txt01_5
a21_txt01_6
a21_txt01_6a
a21_txt01_7
a21_txt01_8
a21_txt01_8a
a21_txt01_9
a21_txt01_9a
a21_txt02
a21_txt02_10
a21_txt02_10a
a21_txt02_10b
a21_txt02_11
a21_txt02_11a
a21_txt02_12
a21_txt02_12a
a21_txt02_12b
a21_txt02_1a
a21_txt02_1b
a21_txt02_2
a21_txt02_2a
a21_txt02_3
a21_txt02_3a
a21_txt02_4
a21_txt02_4a
a21_txt02_5
a21_txt02_5a
a21_txt02_6
a21_txt02_6a
a21_txt02_6b
a21_txt02_6b_rev0
a21_txt02_6x
a21_txt02_7
a21_txt02_7a
a21_txt02_8
a21_txt02_8a
a21_txt02_9
a21_txt02_9a
a22_acl2_01
a22_acl2_02
a22_edu12
a22_intro01
a22_intro02
a22_intro03
a22_memman01
a22_memman02
a22_memman03
a22_memman04
a22_memman05
a22_memman06
a22_memman07
a22_memo01
a22_mingw_debug
a22_txt03
a22_txt03_1a
a22_txt03_1b
a22_txt03_2
a22_txt03_2a
a22_ufcs01
a23_bbs
a23_ec001
a23_ec002
a23_intro00
a23_intro000
a23_intro01
a23_intro02
a23_intro03
a23_intro04
a23_intro05
a23_intro06
a23_intro07
a23_intro08
a23_intro09
a23_intro10
a23_intro10wk1
a23_intro10wk2
a23_intro10wk3
a23_intro11
a23_intro12
a23_intro13
a23_intro13wk1
a23_intro14
a23_intro15
a23_intro16
a23_intro17
a23_intro17wk1
a23_intro18
a23_intro19
a23_intro90
a23_intro91
a23_neopixel1
a23_os01
a23_useSelfMade
a23_usm001
a23_usm002
a23_usm003
a23_usm004
a23_usm005
a23_usm006
a23_usm007
a23_usm008
a23_usm009
a24_AMap11
a24_AMapSim11
a24_AMemFile
a24_AMemMan
a24_aErrExit
a24_aFnv
a24_aOsFunc
a24_aQSort
a24_aXorShift32
a24_acl1T_doc01
a24_acl1Tiny
a24_acpp0
a24_buntan01
a24_cMin
a24_getTyp
a24_goodvalues
a24_idea001
a24_longdef
a24_memo01
a24_memo02
a24_osc20240310
a24_osc20241026
a24_picoLcd13
a24_picoTrain1
a24_programs
a24_raspberrypi01
a24_raspberrypi02
a24_schedule
a24_spc2tab
a24_tab2spc
a24_useSelfMade
a25_acl3
a25_buntan02
a25_buntan03
a25_buntan04
a25_buntan05
a25_kcas01
a25_kharc01
a25_kharc02
a25_kharc03
a25_kharc04
a25_kharc05
a25_kharc06
a25_kharcs1
a25_kharcs2
a25_kharcs3
a25_kharcs4
a25_kharcs5
a25_kharcs6
a25_kharcs7
a25_kharcs8
a25_kharcs9
aclib00
aclib01
aclib02
aclib03
aclib04
aclib05
aclib06
aclib07
aclib08
aclib09
aclib10
aclib11
aclib12
aclib13
aclib14
aclib15
aclib16
aclib17
aclib18
aclib19
aclib20
aclib21
aclib22
aclib23
aclib24
aclib25
aclib_bbs
arm64_01
avm0001
edu0001
edu0002
edu0003
esb02b_hrb
esb_dbg
esbasic0001
esbasic0002
esbasic0003
esbasic0004
esbasic0005
esbasic0006
esbasic0007
esbasic0008
esbasic0009
esbasic0010
esbasic0011
esbasic0012
esbasic0013
esbasic0014
esbasic0015
esbasic0016
esbasic0017
esbasic02a
esc0001
escm0001
essen_hist
esvm0001
esvm0002
esvm0003
esvm0004
esvm0005
esvm0006
esvm_i0
hh4a
idea0001
idea0002
idea0003
impressions
jck_0000
jck_0001
kawai
kbcl0_0000
kbcl0_0001
kbcl0_0002
kbcl0_0003
kbcl0_0004
kbcl0_0005
kbcl0_0006
kbcl0_0007
kclib1_0000
kclib1_0001
kclib1_0002
kclib1_0003
kclib1_0004
kclib1_0005
kclib1_0006
kclib1_0007
kclib1_0008
kclib1_0009
kclib1_0010
kpap0001
members
memo0001
osask4g
osask4g_r2
p20200311a
p20200610a
p20200610b
p20200624a
p20200711a
p20200716a
p20250813a
p20250813b
p20250813c
p20250815a
p20250903a
p20251006a
page0001
page0002
page0003
page0004
page0005
page0006
page0007
page0008
page0009
page0010
page0011
page0012
page0013
page0014
page0015
page0016
page0017
page0018
page0019
page0020
page0021
page0022
page0023
populars
seccamp
seccamp2019
sechack
sechack2019
seclang01
sh3_2020
sh3_2020_kw
sh3_2020_nk
sh3_2021_kw
sh3_2021_nk
sh3_2022_kw
sh3_2023_kw
sh3_2024_kw
sh3_2025_kw
sh3_kw_hist
termux001
termux002
text0001
text0001a
text0002
text0002a
text0003
text0004
text0005
text0006
text0006a
text0007
text0008
text0010
text0011
text0012
text0013
text0014
text0015
text0016
text0017
text0018
text0019
text0020
text0021
tl1c
tl2c
tl3c
tl3d
* a23_useSelfMade #1 -(by [[K]], 2023.01.10) --親ページ: [[a23_useSelfMade]] ** 2023.01.10 Tue #1 -小学生にC言語を教えようと思ったときに、#includeとかmainとか、なんか毎回そんなことを書かなきゃいけないなんて、ハードルが高い言語だなって改めて思いました。・・・RubyやPythonなら、そんなことで苦労したりはしません。 -「だったらC言語なんか教えないでRubyやPythonを教えればいいだろ」ってなるわけですが、まあそこはいったん保留にして、ハードルの低い手軽なC言語があったらどうかな?と私は考えました。・・・そんなことを思いついてしまったのが運の尽きで、思いついたからには試してみたくなってしまいました。 --それに、そんな本質的じゃない理由(最初の導入ハードルがちょっと高い)だけでC言語を見捨てるなんて、それはあんまりだと思うのです。それくらいのことで言語を切り替えていたら、今後何度言語を切り替えていかなければいけないのか、先が思いやられます。・・・というのは今思いついたいいわけです(笑)。 -仕組みは笑ってしまうくらいに単純です。指定された入力ファイルの前に #include <...>をたくさんつけて(標準ライブラリ全部)、さらに int main(int argc, const char **argv) { もつけて、あと入力ファイルの後には return 0; } もつけて、それを tmp.c として出力し、gccでコンパイルして tmp.exe を生成し、エラーがなければそのまま tmp.exe を実行するというただそれだけのものです。 -私はこれをひとまず「easy-C」と呼ぶことにしました。「お手軽なC」くらいの意味です。 -この仕組みがあれば、 puts("hello, world"); だけで実行できます(コマンドラインから「prompt>ecrun hello.c」とするだけで)。 -いや、そんなのこの仕組みからすれば当たり前なのですが、私は結構衝撃を受けました。なんかすごくC言語っぽくない!!・・・エラーなく動いている場合、C言語がコンパイラであることを忘れそうになります。 ~ ** 2023.01.10 Tue #2 -easy-Cでプログラムをいくつか書いていると、そもそも1行程度のプログラムの場合、ファイルに保存するのすら面倒になってきます。そう、ワンライナーがやりたいのです(笑)。・・・私って本当に怠け者ですね・・・。 -ということで、1ecというコマンドを作って、 prompt>1ec "puts('hello, world')" ってできるようにしました。1ecというコンソールアプリは、第一引数の内容に対してシングルクォーテーションをダブルクォーテーションに置換して、末尾にセミコロンを付与して、その内容の前後に上記のコードを足してtmp.cを作って・・・以下同文のやつです(「末尾のセミコロン付与」は、少しでもキータイプ量を減らそうという、怠け者の発想です)。 -たとえばこんなことができます。 prompt>1ec "int i, j; for (j = 1; j <= 9; j++) { for (i = 1; i <= 9; i++) printf('%3d', i * j); printf('\n'); }" 1 2 3 4 5 6 7 8 9 2 4 6 8 10 12 14 16 18 3 6 9 12 15 18 21 24 27 4 8 12 16 20 24 28 32 36 5 10 15 20 25 30 35 40 45 6 12 18 24 30 36 42 48 54 7 14 21 28 35 42 49 56 63 8 16 24 32 40 48 56 64 72 9 18 27 36 45 54 63 72 81 -このC言語っぽくない感じが伝わるでしょうか?・・・唯一の難点は、ワンライナーで入力してEnterを押してから、実行が始まるまでに数秒の間があることです。そこだけが「ん?」と感じます。 -C言語のワンライナーは本当に便利で、「あれ?gccでは long double って何バイトになるんだっけ?」みたいに思いついたときに、すぐに試せます。 prompt>1ec "printf('%d', sizeof (long double))" 12 --ああ確認してよかった。10バイトかと思ったらそうじゃなかった! ~ ** 2023.01.11 Wed #1 -小学生にprintfを教えようと思うと、またしてもハードルを感じます。 printf("%d", i); ってちょっとあんまりじゃないですか?ただ変数の値を表示させたいだけなんですよ。それ以上の凝ったことがしたいわけじゃないのです。Rubyを見てくださいよ、「p i」ですよ。これ以上シンプルにできるか?って言われた気分になるほどシンプルです。すばらしい。 -ということで、easy-Cでも似たようなことを試みます。と言っても大したことはなくて、「#define pr(i) printf("%d", i)」を付加しただけです。でもこれで、 prompt>1ec "pr(1+2+3)" ってやるだけで、答えが出るようになりました。今まではprintfって6文字も書かされていましたし、'%d'も面倒でした。 -Rubyのようにpだけにすることも考えたのですが、それだと変数名でpが使えなくなるかもしれないと思い、私は結構な頻度でpやqという変数を使うので、ここは妥協して2文字のprにしました。 -私が小学生にマスターさせたいC言語の命令として、printfとgotoとifの3つがあります。今printfはprになりました。ifは最初から2文字です。それならgotoだって2文字にしたいです(笑)。そんな実に下らない理由で、goというマクロも作りました。 -ということで、他に作ったマクロも含めて全部でこんな感じにしました。 #define pr(i) printf("%d", i) #define prf(f) printf("%f", f) #define prs(s) printf("%s", s) #define prsp() printf(" ") #define prlf() printf("\n") #define go(l) goto l -でもまあとりあえず、私が頻繁に使うのはprとprfだけです。prfがあれば関数電卓とかいらないかもしれないです。 prompt>1ec "prf(pow(27,1.0/3))" 3.000000 ~ ** 2023.01.11 Wed #2 -私の教えた経験からすると、小学生はカッコが嫌いです。カッコなんてめんどくさいです。私だってカッコはあまり好きじゃないです。書かないで済むなら書きたくないです。というかカッコが多くても気にならない人は、C言語ではなくてLISPをやったほうがいいかもしれません(LISPはカッコが多いことを許容する代わりに、シンプルで柔軟な機能を手に入れた言語だと私は思います)。 -ということで、prとprfとprsとgoなどに限って、カッコを省略できるようにしてみました。といっても難しい判定アルゴリズムは実装したくないので、命令の直後に(が無かったら(を追加し、文末に)を追加するというただそれだけのものです。 -それとついでに、小学生は小文字のアルファベットが読めないので、PRとかGOなどと大文字で書いてもいいことにしました。大文字ならキーボードの刻印と同じなので、小学生でも探せます。 -こうして私は prompt>1ec "pr 1*2*3*4" 24 prompt>1ec "prf sqrt(256)" 16.000000 ができるようになりました。カッコが省略できるようになっただけなのですが、これは小学生だけではなく私にも便利です! -私としては、小学生に対して、最初のころはPRやGOやIFを使って簡単なプログラムを書けるようにさせようと思いますが、だいたいできるようになった後は「本当はC言語では命令は小文字で書かなきゃいけないし、パラメータにはカッコをつけなきゃいけないんだよ」と教えて、pr(...)とかを使うようにさせて、最後にはprintfとかにさせようと思います。だからPRやGOなどはやがては卒業する構文なので、複雑なことができないのは全く問題ないです。複雑なことをしたくなったら、こんな簡易構文は卒業すればいいわけです。 ~ ** 2023.01.12 Thu #1 -easy-Cによるワンライナーをやっていると、コマンド全体をダブルクォーテーションでくくるのが面倒になってきました。でもくくらないと、 for (i = 0; i < 10; i++) と書くだけでも、不等号の部分を標準入力へのリダイレクト指定だとみなされて、それ以降をコマンドライン引数として受け取れなくなります。うーん。 -そこで発想を転換して、gets()するアプリを書いて、もし最初の6文字が"shell "だったらそれ以降の文字列をsystem()関数で実行し、そうでなければ、easy-Cでワンライナーする、という処理をさせてみました。プロンプトは「1ec>」にしています。 1ec>pr 12*34 408 1ec>prs "hello\n" hello 1ec>int c; for (c = 0; c < 10; c++) pr c 0123456789 1ec> -すごくうまくいっています!普通のC言語を使うときは、 1ec>shell gcc -O3 -Wl,-s -o test.exe test.c 1ec>shell test.exe などとやっています。すごく便利で楽しいです。この楽しさが伝わるでしょうか。 -今、唯一の悩みは、easy-Cでミスって無限ループを実行してしまい、やむなくCtrl-Cを押すわけですが、そうするとこのeasy-Cシェルも終了することになってしまうので、また立ち上げ直さなければいけないということです(まあ、そんなの1ec.exeを起動するだけなので簡単なのですが、それでもなんだかくやしいのです)。 -[追記] https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/console/setconsolectrlhandler に書いてある方法を使えば、Ctrl-Cがアプリから拾えるかも! ~ ** 2023.01.12 Thu #2 -変数iや変数jはとてもよく使うのですが、そのたびにint i, j;とかやるのってちょっと面倒です。HLシリーズとかHLXとかでは、変数宣言は不要でした。しかしC言語で変数宣言不要にするのはかなり難しそうな気がしたので、i, j, k, l, m, nの6個だけは「あらかじめintで宣言しておく」という仕様にしてみました。 -これって小学生に教える時に有害かなと心配したのですが、むしろ雑な整数変数としてi~nを積極的に使う習慣ができるかもしれないから、それはそれでいい気がしました。これがないと小学生はたぶんa, b, cあたりを積極的に使ってしまうはずです。 -九九の表もこんなに短く書けるようになっています。 1ec>for (j = 1; j <= 9; j++) { for (i = 1; i <= 9; i++) { printf("%3d", i * j); } prlf; } 1 2 3 4 5 6 7 8 9 2 4 6 8 10 12 14 16 18 3 6 9 12 15 18 21 24 27 4 8 12 16 20 24 28 32 36 5 10 15 20 25 30 35 40 45 6 12 18 24 30 36 42 48 54 7 14 21 28 35 42 49 56 63 8 16 24 32 40 48 56 64 72 9 18 27 36 45 54 63 72 81 ~ ** 2023.01.13 Fri #1 -ワンライナーではなく普通に何行か書いたプログラムについては ecrun というバッチファイルで実行していますが、同じものを連続して何度も実行するとき、そのたびにgccが走るのはいかにも無駄です。・・・ということで、コンパイルに成功した場合はそのソースファイルとコンパイル結果をどこかに保存しておいて、次からはコンパイル前にファイル内容を比較して、一致したらコンパイルはしないで保存しておいたコンパイル結果をそのまま使うようにしてみました。 -なかなか快適です!・・・これで実行ファイルを手元に保存しておく必要をあまり感じなくなりました。私が大きなプログラムをあまり書かないせいもあると思います。今の私にとってはC言語はかなりインタプリタみたいな使用感です。 ~ ** 2023.01.13 Fri #2 -easy-Cを使っていると、とにかくディスクの書き換えが何度も発生するので(上記のコンパイル結果のキャッシュが効いているときは全く書き換えずに済みますが)、SSDの書き換え寿命が心配になってきます。私はそんなに高価なSSDを使っているわけではないので、寿命を気にせずに使っていると、すぐに寿命が来そうで怖いです。 -ということで、なんかいい感じのRAMディスクはないかなと探してみました。 -私はImDiskにしてみました。 --https://syumi3.com/sonota/html_pasokon/imdisk-toolkit.html --https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/imdiskvdiskr/ --https://sourceforge.net/projects/imdisk-toolkit/ -他にも高速そうなRAMディスクがいくつかありましたが、やっぱりオープンソースなのは安心感があっていいなと思いました。 -私は64MBくらいのRAMディスクを作って、そこで1ecをずっと起動して使っています。再起動すると消えるので、消えては困るものは別のところに置いています(ecrunしたくなったら、shell copy ...でRAMディスクにコピーしてくる)。 -RAMディスクにしたことで速くなったか?・・・というと、もともとSSDだったせいで速くて差を体感できないのですが、寿命の心配をしなくてよくなったというのは気分的には非常にいいです。これで遠慮なく何度でもワンライナーできます。 ~ ** 2023.01.14 Sat #1 -直近の予定。今日と明日は開発お休み。月曜日にはもちろん再開。 -ここで作っているものは小さいものばかりだけど、でもちりも積もれば山となるだから、月末には一度アーカイブを作ってダウンロードできるようにしたいです。 ~ ** 2023.01.16 Mon #1 -easy-Cはacl1ライブラリを使うことで、グラフィックが使えるようになりました。acl1ライブラリは、何年か前に作っていたaclライブラリの全面改訂版です(ちなみにまだ完成してないです)。 -まあまずは定番のこれをやりました。 1ec>AWin *w = aOpenWin(256, 256, "graphics"); for (j = 0; j < 256; j++) { for (i = 0; i < 256; i++) { aSetPix(w, i, j, aRgb8(j, i, 0)); }} https://essen.osask.jp/files/pic20230116a.png -C言語のワンライナーでこれができる日が来るとは!(一人で感激) ~ -次はこれです。 1ec>AWin *w = aOpenWin(256, 256, "graphics"); for (j = 0; j < 8; j++) { for (i = 0; i < 8; i++) { aFillRect(w, 32, 32, i * 32, j * 32, ((i ^ j) & 1) * 0xffff00); }} http://k.osask.jp/files/pic20230116b.png -うんうん、うまく動いています。こういうのを思いついたときに、ワンライナーで試せるのはすごくいいと思います。 -ちなみにこうやって試しながら、acl1ライブラリや1ecにバグを見つけては直しています(笑)。 ~ -次はaDrawLineを試しました。 1ec>AWin *w = aOpenWin(256, 256, "graphics"); aSetMode(w, AWinMode_Xor); for (i = 0; i < 256; i++) { aDrawLine(w, 0, 0, i, 255, 0x00ffff); aDrawLine(w, i, 0, 255, 255, 0x00ffff); } https://essen.osask.jp/files/pic20230116c.png -よしよし。 ~ -次はaFillOvalを試しました(銀色の球に見える?) 1ec>AWin *w = aOpenWin(256, 256, "graphics"); for (i = 24; i < 128; i++) { j = 127 - i; aFillOvalCent(w, 128, 128, j, j, 0x020202 * i); } https://essen.osask.jp/files/pic20230116d.png -これもOK。 ~ -Wikipediaによると、日本の国旗は「旗の形は縦が横の3分の2の長方形。日章の直径は縦の5分の3で中心は旗の中心。地色は白色、日章は紅色」だそうです。そのように書いてみました。 1ec>AWin *w = aOpenWin(384, 256, "hinomaru"); aFillRect(w, 384, 256, 0, 0, 0xf8f8f8); aFillOvalCent(w, 192, 128, 77, 77, 0xff0000) https://essen.osask.jp/files/pic20230116e.png -おおなるほど、これは確かにそれらしい感じに見える! ~ -rynaさんから教えてもらった、XORで書けるすてきな模様。 1ec>AWin *w = aOpenWin(256, 256, "xor"); for (j = 0; j < 256; j++) { for (i = 0; i < 256; i++) { aSetPix(w, i, j, 0x010101 * (i ^ j)); }} https://essen.osask.jp/files/pic20230116f.png -きれいだなー。 ~ -ワンライナーがあると、ちょっとこれを試してみようっていうのがすぐできる。当たり前だけど、試せば試すほどデバッグは進む(はかどる)。これはいいなー。 --だからなんか作りかけのライブラリか何かをインクルードした状態にさせるコマンドを作って、その状態でワンライナーできるようにしたら、すごく便利かもしれない! ~ ** 2023.01.17 Tue #1 -[[坂井弘亮さん(kozosさん)>https://kozos.jp/]]が最近開発されている言語に、NLLというのがあります。URLはこちらです。 → https://kozos.jp/nll/ -そこに「サンプル集2」というのがあって、「立体の波(動きます) g_3dwave.hob」というのがあります。画面写真を見ると、おおこれはなかなかきれいです。 -ということで、これをeasy-Cでもやってみたいと思いました。 -まずオリジナルのg_3dwave.hobはこんな感じです。 1 GSCREEN(G_AUTOMODE); GSETOFFSET(320,240); GSETSCALE(4,2) 2 R=0.0 3 .MAINLOOP; GCLEAR(G_BLACK); R -= 0.1 4 LOOP X0, 40, -20; LOOP Y0, 40, -20; X1 = X0 + 1; Y1 = Y0 + 1 5 (D0, D1, D2) = SQRT(X0*X0+Y0*Y0, X1*X1+Y0*Y0, X0*X0+Y1*Y1) 6 (Z0, Z1, Z2) = SIN(R+D0, R+D1, R+D2) * (50/(D0+5),50/(D1+5),50/(D2+5)) 7 GLINE(X0*2-Y0*2, X0*2+Y0*2+Z0, X1*2-Y0*2, X1*2+Y0*2+Z1, G_CYAN) 8 GLINE(X0*2-Y0*2, X0*2+Y0*2+Z0, X0*2-Y1*2, X0*2+Y1*2+Z2, G_CYAN) 9 LOOPEND Y0; LOOPEND X0 10 GFLUSH(); WAIT 1; GOTO MAINLOOP -これをeasy-Cに書き直したものが以下になります(16行になってしまったのが、ちょっと負けている感じはしますが・・・)。 AWin *w = aOpenWin(640, 480, "3dwave") int r, x, y, gx[42][42], gy[42][42] for (r = 0; w->phase != 2; r--) { // ウィンドウが閉じられるまでループ. aFillRect(w, 640, 480, 0, 0, 0x000000) for (y = -20; y <= 21; y++) for (x = -20; x <= 21; x++) { float d = sqrt(x * x + y * y), z = sin(r * 0.1 + d) * 50 / (d + 5) int x0 = x + 19, y0 = y + 19, x1 = x + 20, y1 = y + 20 gx[y1][x1] = (x * 2 - y * 2 + z * 0) * 4 + 320 gy[y1][x1] = (x * 2 + y * 2 + z * 1) * 2 + 240 if (x0 < 0 || y0 < 0) continue; aDrawLine(w, gx[y0][x0], gy[y0][x0], gx[y0][x1], gy[y0][x1], 0x00ffff) aDrawLine(w, gx[y0][x0], gy[y0][x0], gx[y1][x0], gy[y1][x0], 0x00ffff) } aWait(8) } https://essen.osask.jp/files/pic20230117a.png -おお、ちゃんと波打っているー。実行するとちゃんと動きます。ちなみに実行は、 1ec>run 3dwave.c とします。 ~ ** 2023.01.17 Tue #2 -今まで、ecrunコマンドはWindowsのバッチファイルで構成していました。なぜそうしたのかというと、その時はそれが手軽に思えたのです。しかしこれは失敗でした。なぜなら、Ctrl-Cで止めたときに「バッチ ジョブを終了しますか (Y/N)?」という表示が出るためです。ここでyを入力すればいいだけだろうと思っていたのですが、system関数でバッチファイルを起動している場合(1ec.exeからrunコマンドを実行するとこの状況になっていました)、なんか中で処理が混乱しているらしく、yを一度入れただけではうまくいかず、何度もやらなければいけませんでした。 -ということでバッチファイルをやめて、C言語でecrunを書き直しました。そうしたら「Ctrl-C」しても「バッチ ジョブを終了しますか (Y/N)?」は出なくなりました。まあバッチじゃないので当然なんですけどね。すごく便利になりました! -しかも1ec.exeのほうで、「runコマンド実行中やワンライナー実行中はCtrl-Cを握りつぶす」という処理を追加しました(もちろん 2023.01.12 #1 に書いたサイトを見て SetConsoleCtrlHandler の使い方を理解しました)。これのおかげで、実行中にCtrl-Cを押しても、1ec.exeは死なないでプロンプトに帰れるのです。これは超便利です! 1ec>for (;;) prs "hello" hellohellohellohellohellohellohellohellohellohello... (中略) hello^C 1ec> つまりこんなことができるようになったわけです。やったー! -この無限ループを書いても怖くないっていうのは、きっと小学生に教えるときには重宝すると思います。・・・いやそうでなくても、私自身がすごく便利になったのですけどね。 -そもそもシェルスクリプトなんていらないというか、こんなものはないほうがいいものかもしれません。C言語でちょっと書けば(=system関数を使いまくれば)、簡単に同等以上のことはできるのです。それなのにシェルスクリプトがあるということは、それだけC言語が手軽ではなかったということなんだと思います。・・・そうなら、C言語を手軽にすれば万事解決だったのに、なぜかシェルスクリプトという別言語を作って問題の解決を試みたわけです。これはよくない! --まあ、現代はRubyやPythonのコマンドプロンプトを立ち上げておいて、その中で全部やるのかもしれないけど。 //-私は[[a21_txt01]]のHLシリーズとかその後継のHLXを作って使っているうちに、インタプリタ型の言語がいいなあってつくづく思うようになりました(いやまあ、それ以前からそんな風には思っていましたが)。コンパイルとか面倒なのです。 // どんな開発手順を踏めば、C言語から楽して自作言語に移行できるか?共存? * こめんと欄 #comment
タイムスタンプを変更しない
* a23_useSelfMade #1 -(by [[K]], 2023.01.10) --親ページ: [[a23_useSelfMade]] ** 2023.01.10 Tue #1 -小学生にC言語を教えようと思ったときに、#includeとかmainとか、なんか毎回そんなことを書かなきゃいけないなんて、ハードルが高い言語だなって改めて思いました。・・・RubyやPythonなら、そんなことで苦労したりはしません。 -「だったらC言語なんか教えないでRubyやPythonを教えればいいだろ」ってなるわけですが、まあそこはいったん保留にして、ハードルの低い手軽なC言語があったらどうかな?と私は考えました。・・・そんなことを思いついてしまったのが運の尽きで、思いついたからには試してみたくなってしまいました。 --それに、そんな本質的じゃない理由(最初の導入ハードルがちょっと高い)だけでC言語を見捨てるなんて、それはあんまりだと思うのです。それくらいのことで言語を切り替えていたら、今後何度言語を切り替えていかなければいけないのか、先が思いやられます。・・・というのは今思いついたいいわけです(笑)。 -仕組みは笑ってしまうくらいに単純です。指定された入力ファイルの前に #include <...>をたくさんつけて(標準ライブラリ全部)、さらに int main(int argc, const char **argv) { もつけて、あと入力ファイルの後には return 0; } もつけて、それを tmp.c として出力し、gccでコンパイルして tmp.exe を生成し、エラーがなければそのまま tmp.exe を実行するというただそれだけのものです。 -私はこれをひとまず「easy-C」と呼ぶことにしました。「お手軽なC」くらいの意味です。 -この仕組みがあれば、 puts("hello, world"); だけで実行できます(コマンドラインから「prompt>ecrun hello.c」とするだけで)。 -いや、そんなのこの仕組みからすれば当たり前なのですが、私は結構衝撃を受けました。なんかすごくC言語っぽくない!!・・・エラーなく動いている場合、C言語がコンパイラであることを忘れそうになります。 ~ ** 2023.01.10 Tue #2 -easy-Cでプログラムをいくつか書いていると、そもそも1行程度のプログラムの場合、ファイルに保存するのすら面倒になってきます。そう、ワンライナーがやりたいのです(笑)。・・・私って本当に怠け者ですね・・・。 -ということで、1ecというコマンドを作って、 prompt>1ec "puts('hello, world')" ってできるようにしました。1ecというコンソールアプリは、第一引数の内容に対してシングルクォーテーションをダブルクォーテーションに置換して、末尾にセミコロンを付与して、その内容の前後に上記のコードを足してtmp.cを作って・・・以下同文のやつです(「末尾のセミコロン付与」は、少しでもキータイプ量を減らそうという、怠け者の発想です)。 -たとえばこんなことができます。 prompt>1ec "int i, j; for (j = 1; j <= 9; j++) { for (i = 1; i <= 9; i++) printf('%3d', i * j); printf('\n'); }" 1 2 3 4 5 6 7 8 9 2 4 6 8 10 12 14 16 18 3 6 9 12 15 18 21 24 27 4 8 12 16 20 24 28 32 36 5 10 15 20 25 30 35 40 45 6 12 18 24 30 36 42 48 54 7 14 21 28 35 42 49 56 63 8 16 24 32 40 48 56 64 72 9 18 27 36 45 54 63 72 81 -このC言語っぽくない感じが伝わるでしょうか?・・・唯一の難点は、ワンライナーで入力してEnterを押してから、実行が始まるまでに数秒の間があることです。そこだけが「ん?」と感じます。 -C言語のワンライナーは本当に便利で、「あれ?gccでは long double って何バイトになるんだっけ?」みたいに思いついたときに、すぐに試せます。 prompt>1ec "printf('%d', sizeof (long double))" 12 --ああ確認してよかった。10バイトかと思ったらそうじゃなかった! ~ ** 2023.01.11 Wed #1 -小学生にprintfを教えようと思うと、またしてもハードルを感じます。 printf("%d", i); ってちょっとあんまりじゃないですか?ただ変数の値を表示させたいだけなんですよ。それ以上の凝ったことがしたいわけじゃないのです。Rubyを見てくださいよ、「p i」ですよ。これ以上シンプルにできるか?って言われた気分になるほどシンプルです。すばらしい。 -ということで、easy-Cでも似たようなことを試みます。と言っても大したことはなくて、「#define pr(i) printf("%d", i)」を付加しただけです。でもこれで、 prompt>1ec "pr(1+2+3)" ってやるだけで、答えが出るようになりました。今まではprintfって6文字も書かされていましたし、'%d'も面倒でした。 -Rubyのようにpだけにすることも考えたのですが、それだと変数名でpが使えなくなるかもしれないと思い、私は結構な頻度でpやqという変数を使うので、ここは妥協して2文字のprにしました。 -私が小学生にマスターさせたいC言語の命令として、printfとgotoとifの3つがあります。今printfはprになりました。ifは最初から2文字です。それならgotoだって2文字にしたいです(笑)。そんな実に下らない理由で、goというマクロも作りました。 -ということで、他に作ったマクロも含めて全部でこんな感じにしました。 #define pr(i) printf("%d", i) #define prf(f) printf("%f", f) #define prs(s) printf("%s", s) #define prsp() printf(" ") #define prlf() printf("\n") #define go(l) goto l -でもまあとりあえず、私が頻繁に使うのはprとprfだけです。prfがあれば関数電卓とかいらないかもしれないです。 prompt>1ec "prf(pow(27,1.0/3))" 3.000000 ~ ** 2023.01.11 Wed #2 -私の教えた経験からすると、小学生はカッコが嫌いです。カッコなんてめんどくさいです。私だってカッコはあまり好きじゃないです。書かないで済むなら書きたくないです。というかカッコが多くても気にならない人は、C言語ではなくてLISPをやったほうがいいかもしれません(LISPはカッコが多いことを許容する代わりに、シンプルで柔軟な機能を手に入れた言語だと私は思います)。 -ということで、prとprfとprsとgoなどに限って、カッコを省略できるようにしてみました。といっても難しい判定アルゴリズムは実装したくないので、命令の直後に(が無かったら(を追加し、文末に)を追加するというただそれだけのものです。 -それとついでに、小学生は小文字のアルファベットが読めないので、PRとかGOなどと大文字で書いてもいいことにしました。大文字ならキーボードの刻印と同じなので、小学生でも探せます。 -こうして私は prompt>1ec "pr 1*2*3*4" 24 prompt>1ec "prf sqrt(256)" 16.000000 ができるようになりました。カッコが省略できるようになっただけなのですが、これは小学生だけではなく私にも便利です! -私としては、小学生に対して、最初のころはPRやGOやIFを使って簡単なプログラムを書けるようにさせようと思いますが、だいたいできるようになった後は「本当はC言語では命令は小文字で書かなきゃいけないし、パラメータにはカッコをつけなきゃいけないんだよ」と教えて、pr(...)とかを使うようにさせて、最後にはprintfとかにさせようと思います。だからPRやGOなどはやがては卒業する構文なので、複雑なことができないのは全く問題ないです。複雑なことをしたくなったら、こんな簡易構文は卒業すればいいわけです。 ~ ** 2023.01.12 Thu #1 -easy-Cによるワンライナーをやっていると、コマンド全体をダブルクォーテーションでくくるのが面倒になってきました。でもくくらないと、 for (i = 0; i < 10; i++) と書くだけでも、不等号の部分を標準入力へのリダイレクト指定だとみなされて、それ以降をコマンドライン引数として受け取れなくなります。うーん。 -そこで発想を転換して、gets()するアプリを書いて、もし最初の6文字が"shell "だったらそれ以降の文字列をsystem()関数で実行し、そうでなければ、easy-Cでワンライナーする、という処理をさせてみました。プロンプトは「1ec>」にしています。 1ec>pr 12*34 408 1ec>prs "hello\n" hello 1ec>int c; for (c = 0; c < 10; c++) pr c 0123456789 1ec> -すごくうまくいっています!普通のC言語を使うときは、 1ec>shell gcc -O3 -Wl,-s -o test.exe test.c 1ec>shell test.exe などとやっています。すごく便利で楽しいです。この楽しさが伝わるでしょうか。 -今、唯一の悩みは、easy-Cでミスって無限ループを実行してしまい、やむなくCtrl-Cを押すわけですが、そうするとこのeasy-Cシェルも終了することになってしまうので、また立ち上げ直さなければいけないということです(まあ、そんなの1ec.exeを起動するだけなので簡単なのですが、それでもなんだかくやしいのです)。 -[追記] https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/console/setconsolectrlhandler に書いてある方法を使えば、Ctrl-Cがアプリから拾えるかも! ~ ** 2023.01.12 Thu #2 -変数iや変数jはとてもよく使うのですが、そのたびにint i, j;とかやるのってちょっと面倒です。HLシリーズとかHLXとかでは、変数宣言は不要でした。しかしC言語で変数宣言不要にするのはかなり難しそうな気がしたので、i, j, k, l, m, nの6個だけは「あらかじめintで宣言しておく」という仕様にしてみました。 -これって小学生に教える時に有害かなと心配したのですが、むしろ雑な整数変数としてi~nを積極的に使う習慣ができるかもしれないから、それはそれでいい気がしました。これがないと小学生はたぶんa, b, cあたりを積極的に使ってしまうはずです。 -九九の表もこんなに短く書けるようになっています。 1ec>for (j = 1; j <= 9; j++) { for (i = 1; i <= 9; i++) { printf("%3d", i * j); } prlf; } 1 2 3 4 5 6 7 8 9 2 4 6 8 10 12 14 16 18 3 6 9 12 15 18 21 24 27 4 8 12 16 20 24 28 32 36 5 10 15 20 25 30 35 40 45 6 12 18 24 30 36 42 48 54 7 14 21 28 35 42 49 56 63 8 16 24 32 40 48 56 64 72 9 18 27 36 45 54 63 72 81 ~ ** 2023.01.13 Fri #1 -ワンライナーではなく普通に何行か書いたプログラムについては ecrun というバッチファイルで実行していますが、同じものを連続して何度も実行するとき、そのたびにgccが走るのはいかにも無駄です。・・・ということで、コンパイルに成功した場合はそのソースファイルとコンパイル結果をどこかに保存しておいて、次からはコンパイル前にファイル内容を比較して、一致したらコンパイルはしないで保存しておいたコンパイル結果をそのまま使うようにしてみました。 -なかなか快適です!・・・これで実行ファイルを手元に保存しておく必要をあまり感じなくなりました。私が大きなプログラムをあまり書かないせいもあると思います。今の私にとってはC言語はかなりインタプリタみたいな使用感です。 ~ ** 2023.01.13 Fri #2 -easy-Cを使っていると、とにかくディスクの書き換えが何度も発生するので(上記のコンパイル結果のキャッシュが効いているときは全く書き換えずに済みますが)、SSDの書き換え寿命が心配になってきます。私はそんなに高価なSSDを使っているわけではないので、寿命を気にせずに使っていると、すぐに寿命が来そうで怖いです。 -ということで、なんかいい感じのRAMディスクはないかなと探してみました。 -私はImDiskにしてみました。 --https://syumi3.com/sonota/html_pasokon/imdisk-toolkit.html --https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/imdiskvdiskr/ --https://sourceforge.net/projects/imdisk-toolkit/ -他にも高速そうなRAMディスクがいくつかありましたが、やっぱりオープンソースなのは安心感があっていいなと思いました。 -私は64MBくらいのRAMディスクを作って、そこで1ecをずっと起動して使っています。再起動すると消えるので、消えては困るものは別のところに置いています(ecrunしたくなったら、shell copy ...でRAMディスクにコピーしてくる)。 -RAMディスクにしたことで速くなったか?・・・というと、もともとSSDだったせいで速くて差を体感できないのですが、寿命の心配をしなくてよくなったというのは気分的には非常にいいです。これで遠慮なく何度でもワンライナーできます。 ~ ** 2023.01.14 Sat #1 -直近の予定。今日と明日は開発お休み。月曜日にはもちろん再開。 -ここで作っているものは小さいものばかりだけど、でもちりも積もれば山となるだから、月末には一度アーカイブを作ってダウンロードできるようにしたいです。 ~ ** 2023.01.16 Mon #1 -easy-Cはacl1ライブラリを使うことで、グラフィックが使えるようになりました。acl1ライブラリは、何年か前に作っていたaclライブラリの全面改訂版です(ちなみにまだ完成してないです)。 -まあまずは定番のこれをやりました。 1ec>AWin *w = aOpenWin(256, 256, "graphics"); for (j = 0; j < 256; j++) { for (i = 0; i < 256; i++) { aSetPix(w, i, j, aRgb8(j, i, 0)); }} https://essen.osask.jp/files/pic20230116a.png -C言語のワンライナーでこれができる日が来るとは!(一人で感激) ~ -次はこれです。 1ec>AWin *w = aOpenWin(256, 256, "graphics"); for (j = 0; j < 8; j++) { for (i = 0; i < 8; i++) { aFillRect(w, 32, 32, i * 32, j * 32, ((i ^ j) & 1) * 0xffff00); }} http://k.osask.jp/files/pic20230116b.png -うんうん、うまく動いています。こういうのを思いついたときに、ワンライナーで試せるのはすごくいいと思います。 -ちなみにこうやって試しながら、acl1ライブラリや1ecにバグを見つけては直しています(笑)。 ~ -次はaDrawLineを試しました。 1ec>AWin *w = aOpenWin(256, 256, "graphics"); aSetMode(w, AWinMode_Xor); for (i = 0; i < 256; i++) { aDrawLine(w, 0, 0, i, 255, 0x00ffff); aDrawLine(w, i, 0, 255, 255, 0x00ffff); } https://essen.osask.jp/files/pic20230116c.png -よしよし。 ~ -次はaFillOvalを試しました(銀色の球に見える?) 1ec>AWin *w = aOpenWin(256, 256, "graphics"); for (i = 24; i < 128; i++) { j = 127 - i; aFillOvalCent(w, 128, 128, j, j, 0x020202 * i); } https://essen.osask.jp/files/pic20230116d.png -これもOK。 ~ -Wikipediaによると、日本の国旗は「旗の形は縦が横の3分の2の長方形。日章の直径は縦の5分の3で中心は旗の中心。地色は白色、日章は紅色」だそうです。そのように書いてみました。 1ec>AWin *w = aOpenWin(384, 256, "hinomaru"); aFillRect(w, 384, 256, 0, 0, 0xf8f8f8); aFillOvalCent(w, 192, 128, 77, 77, 0xff0000) https://essen.osask.jp/files/pic20230116e.png -おおなるほど、これは確かにそれらしい感じに見える! ~ -rynaさんから教えてもらった、XORで書けるすてきな模様。 1ec>AWin *w = aOpenWin(256, 256, "xor"); for (j = 0; j < 256; j++) { for (i = 0; i < 256; i++) { aSetPix(w, i, j, 0x010101 * (i ^ j)); }} https://essen.osask.jp/files/pic20230116f.png -きれいだなー。 ~ -ワンライナーがあると、ちょっとこれを試してみようっていうのがすぐできる。当たり前だけど、試せば試すほどデバッグは進む(はかどる)。これはいいなー。 --だからなんか作りかけのライブラリか何かをインクルードした状態にさせるコマンドを作って、その状態でワンライナーできるようにしたら、すごく便利かもしれない! ~ ** 2023.01.17 Tue #1 -[[坂井弘亮さん(kozosさん)>https://kozos.jp/]]が最近開発されている言語に、NLLというのがあります。URLはこちらです。 → https://kozos.jp/nll/ -そこに「サンプル集2」というのがあって、「立体の波(動きます) g_3dwave.hob」というのがあります。画面写真を見ると、おおこれはなかなかきれいです。 -ということで、これをeasy-Cでもやってみたいと思いました。 -まずオリジナルのg_3dwave.hobはこんな感じです。 1 GSCREEN(G_AUTOMODE); GSETOFFSET(320,240); GSETSCALE(4,2) 2 R=0.0 3 .MAINLOOP; GCLEAR(G_BLACK); R -= 0.1 4 LOOP X0, 40, -20; LOOP Y0, 40, -20; X1 = X0 + 1; Y1 = Y0 + 1 5 (D0, D1, D2) = SQRT(X0*X0+Y0*Y0, X1*X1+Y0*Y0, X0*X0+Y1*Y1) 6 (Z0, Z1, Z2) = SIN(R+D0, R+D1, R+D2) * (50/(D0+5),50/(D1+5),50/(D2+5)) 7 GLINE(X0*2-Y0*2, X0*2+Y0*2+Z0, X1*2-Y0*2, X1*2+Y0*2+Z1, G_CYAN) 8 GLINE(X0*2-Y0*2, X0*2+Y0*2+Z0, X0*2-Y1*2, X0*2+Y1*2+Z2, G_CYAN) 9 LOOPEND Y0; LOOPEND X0 10 GFLUSH(); WAIT 1; GOTO MAINLOOP -これをeasy-Cに書き直したものが以下になります(16行になってしまったのが、ちょっと負けている感じはしますが・・・)。 AWin *w = aOpenWin(640, 480, "3dwave") int r, x, y, gx[42][42], gy[42][42] for (r = 0; w->phase != 2; r--) { // ウィンドウが閉じられるまでループ. aFillRect(w, 640, 480, 0, 0, 0x000000) for (y = -20; y <= 21; y++) for (x = -20; x <= 21; x++) { float d = sqrt(x * x + y * y), z = sin(r * 0.1 + d) * 50 / (d + 5) int x0 = x + 19, y0 = y + 19, x1 = x + 20, y1 = y + 20 gx[y1][x1] = (x * 2 - y * 2 + z * 0) * 4 + 320 gy[y1][x1] = (x * 2 + y * 2 + z * 1) * 2 + 240 if (x0 < 0 || y0 < 0) continue; aDrawLine(w, gx[y0][x0], gy[y0][x0], gx[y0][x1], gy[y0][x1], 0x00ffff) aDrawLine(w, gx[y0][x0], gy[y0][x0], gx[y1][x0], gy[y1][x0], 0x00ffff) } aWait(8) } https://essen.osask.jp/files/pic20230117a.png -おお、ちゃんと波打っているー。実行するとちゃんと動きます。ちなみに実行は、 1ec>run 3dwave.c とします。 ~ ** 2023.01.17 Tue #2 -今まで、ecrunコマンドはWindowsのバッチファイルで構成していました。なぜそうしたのかというと、その時はそれが手軽に思えたのです。しかしこれは失敗でした。なぜなら、Ctrl-Cで止めたときに「バッチ ジョブを終了しますか (Y/N)?」という表示が出るためです。ここでyを入力すればいいだけだろうと思っていたのですが、system関数でバッチファイルを起動している場合(1ec.exeからrunコマンドを実行するとこの状況になっていました)、なんか中で処理が混乱しているらしく、yを一度入れただけではうまくいかず、何度もやらなければいけませんでした。 -ということでバッチファイルをやめて、C言語でecrunを書き直しました。そうしたら「Ctrl-C」しても「バッチ ジョブを終了しますか (Y/N)?」は出なくなりました。まあバッチじゃないので当然なんですけどね。すごく便利になりました! -しかも1ec.exeのほうで、「runコマンド実行中やワンライナー実行中はCtrl-Cを握りつぶす」という処理を追加しました(もちろん 2023.01.12 #1 に書いたサイトを見て SetConsoleCtrlHandler の使い方を理解しました)。これのおかげで、実行中にCtrl-Cを押しても、1ec.exeは死なないでプロンプトに帰れるのです。これは超便利です! 1ec>for (;;) prs "hello" hellohellohellohellohellohellohellohellohellohello... (中略) hello^C 1ec> つまりこんなことができるようになったわけです。やったー! -この無限ループを書いても怖くないっていうのは、きっと小学生に教えるときには重宝すると思います。・・・いやそうでなくても、私自身がすごく便利になったのですけどね。 -そもそもシェルスクリプトなんていらないというか、こんなものはないほうがいいものかもしれません。C言語でちょっと書けば(=system関数を使いまくれば)、簡単に同等以上のことはできるのです。それなのにシェルスクリプトがあるということは、それだけC言語が手軽ではなかったということなんだと思います。・・・そうなら、C言語を手軽にすれば万事解決だったのに、なぜかシェルスクリプトという別言語を作って問題の解決を試みたわけです。これはよくない! --まあ、現代はRubyやPythonのコマンドプロンプトを立ち上げておいて、その中で全部やるのかもしれないけど。 //-私は[[a21_txt01]]のHLシリーズとかその後継のHLXを作って使っているうちに、インタプリタ型の言語がいいなあってつくづく思うようになりました(いやまあ、それ以前からそんな風には思っていましたが)。コンパイルとか面倒なのです。 // どんな開発手順を踏めば、C言語から楽して自作言語に移行できるか?共存? * こめんと欄 #comment
テキスト整形のルールを表示する