自分が作ったものを自分で使う(2024年版)
(0) はじめに
- これは、見知らぬ誰かのために作るのではなく、自分自身(もしくは自分の身近にいる特定の誰か)が使うことを想定して作るべきだという話です。
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- 「がんばって作ったんだ、だからみんなダウンロードしてよ!、買ってよ!」は、たいてい失敗します。・・・それに対して、自分にとって便利なものを作って使っていれば、それを「うらやましい」と思った人が自然に使います。
- 作品を公開していると、要望が寄せられます。しかしそれに従う義務はありません。自分にとっても便利になりそうだと思う機能だけを追加しましょう。自分が必要性を感じなければ、作る必要はありません。なぜなら、このポリシーでは、使うのは第一に自分自身だからです。
- 「なんて自分勝手な!」と思うかもしれませんが、要望なんて聞いてもたいていはユーザに使ってもらえません。言い出した人も「あれ?、追加してもらったら、思ったほど便利じゃなかった、ごめんねー」で終わることがよくあります。だから自分が使いそうなものだけつけましょう。
- そして作る時は、自分自身の生産性を上げるようなものを先に作るとよいです。生産性が上がったあとなら、残りのものはもっと早く作れるでしょう。だからトータルの開発時間を節約できるはずです。
こめんと欄