ネスト可能なダブルクォーテーションからはじまる、プリプロセッサ拡張計画
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- 私はかつてプリプロセッサが嫌いで、C言語にプリプロセッサがあることはC言語の欠点だと思っていました。プリプロセッサを使わないで済むように、C言語は拡張されるべきだとさえ思っていました。
- でも今は違ってC言語がプリプロセッサとそれ以降の処理フェーズに分かれていることは、むしろうまい仕組みだと思っています。・・・この境地に至るまで10年くらいかかった気がします。
- さて私は以前から、数式のカッコはネスト(=入れ子)が簡単にできるのに、文字列はそうなっていないのは不便だと思ってきました。それで、 [" ~ "] という記法まで考えたのですが、実はまだしっくり来ていませんでした。・・・今回 /" ~ "/ という記法を考えました。これはうまいと思うので、当面はこれでやってみます。
- この「ネスト可能なダブルクォーテーション」があると、プリプロセッサをさらに便利に拡張できる気がするので、しばらくはそれをやってみます。
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