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* acl
* aclib #5 - aclライブラリ入門(1)
-(by [[K]], 2020.09.15)
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-学校や独学でC言語を勉強してみて、「1~100までの和をfor文で計算してprintfで表示するくらいならできるようになったけれど、そこから先、何をして遊べばいいのかわからない」なんて思っていませんか?
-ここに紹介しているaclライブラリというのを使えば、簡単に画面に絵を描けるようになります。
-論より証拠で例を見せます。コメントが書いてありますが、もちろん入力の必要はありません。
#include <acl.c>
void aMain()
{
AWindow *w = aOpenWin(320, 240, "Japan", 1); // Japanという名前のウィンドウを作る.
aFillRect(w, 300, 220, 10, 10, 0xffffff); // 横300ピクセル、縦220ピクセル、色#ffffffの長方形を描画.
aFillOval(w, 120, 120, 100, 60, 0xff0000); // 直径120ピクセル、色#ff0000の円を描画.
aWait(-1); // 描画結果を画面に反映して、無限に待つ.
}
-普通、グラフィックスを使ったプログラムはOS依存があり、だからOSが変わったら再学習しなければいけません。でもこのライブラリはOSに依存しない方法で作ってあるので、OSやCPUが違ってもプログラムは同じになります(コンパイル手順は変わります)。
-だからここで作ったプログラムはそのままほかでも使えます。将来他のOSに乗り換えることになったとしても無駄になりません。
-このような性質を持つのは、なにもこのaclライブラリだけであるというわけではありませんが、その中でaclライブラリはかなり使いやすい部類であると私は思います。
* こめんと欄
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