aclib #8 - SDL2.0版のインストール(Android 7.0以上)
(1) はじめに
- ここで紹介する方法は、Android上でclangとSDL2.0を利用した方法です。
- PCなどでAndroid用のアプリをクロス開発するようなやり方ではなく、Android上でTermuxを動かして、Androidの中だけで開発が完結するやり方です。
- そしてこれが思ったよりも快適なのです。ぜひ一度体験してみてください。
- というか安価なAndroid機で実行も開発もできてしまうなんて、夢のようです。私はすごく感動しました。
- CPUは64bitはもちろんのこと、32bitでも問題なく動きます。Androidのバージョンが7.0以上でありさえすれば。
- まずこれに先立って、Bluetoothキーボードを用意して、Android機に接続しておくことをお勧めします。これがあるのとないのとではかなりの差があります。
- ちなみに私はBluetoothキーボードがあっても、ソフトウェアキーボードをOFFにはしません。なぜなら全角・半角の切り替えはソフトウェアキーボードじゃないとうまくできないときがあるからです。もちろんたいていはソフトウェアキーボードは邪魔なのでたたんでおきますが。
- なおBluetoothキーボードが用意できないときは,次善の策として「Hacker's Keyboard」というキーボードアプリ(ソフトウェアキーボード)をインストールしておくといいらしいですが、私はまだ試していません。
(2) Termuxとclangのインストール
- (以下は少し脱線です)
- この段階でもうnanoを使ってテキストベースのプログラムを作って実行することができます。
$ nano hello.c
- でnanoを起動して、
#include <stdio.h>
int main()
{
printf("hello, world\n");
return 0;
}
- を入力して、^Xで保存&終了して、
$ clang hello.c -o hello
$ ./hello
hello, world
- のように実行してみて、うまく動いているなーと確認できます。
- なお、
$ pkg list-all
- とするとインストール可能なパッケージがたくさん出てきます。Termuxはすごいです。
(3) SDL2.0のインストール
(4) aclライブラリのダウンロードとインストール
(5) 起動手順
(6) aclライブラリのテスト
こめんと欄
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